１枚に縮小することで、印刷された資料の文字や内容が判読できない場合は、列または行（高さ）を用紙１ページの幅に合わせて複数ページ印刷することもできます。
複数のページになる場合、ページの区切りを変更したり、任意の位置に区切りを入れることもできます。
（以下の図は、Microsoft365エクセルの図です。）
縮小して、すべてを1ページに印刷する
印刷設定せずに印刷すると、表の一部が印刷されず、２枚目、３枚目に１枚目に印刷されなかった部分が印刷されてしますことがあります。このような場合、すべてを１ページに印刷する設定をすることで、用紙１枚にすべてを印刷することができます。
操作手順
１．「ファイル」＞「印刷」をクリックし、開いた「印刷」設定画面の「拡大縮小なし」と表示されている部分をクリックします。
２．メニューから「シートを1ページに印刷」を選択します。
１枚にすべての内容を印刷したときの印刷イメージです。
(別の手順）メニューから、1ページに印刷する設定をする手順
メニューから設定することもできます。
「ページレイアウト」タブをクリックし、「縦」「横」の右側に表示されてる「自動」の部分の下向き矢印をクリックして、「1ページ」にします。
（参考）
画面上で、大きな表を拡大したり、縮小したりする場合は、Ctrlキーを押しながら、マウスのホイール（左右のボタンの間にあるタイヤのようなパーツ）を回します。画面右下の100％のところにあるバーを動かして大きさを変更することもできます。
列または行を用紙の横幅、縦幅に合わせて印刷（複数ページ）する。
上の図のように、すべてを１ページに印刷する設定をすると、内容が判読できまないことがあります。
このような場合、以下のように印刷設定することで、判読できる資料を印刷することができます。
この例では、表が縦長になっていますから、列を印刷する用紙の横幅に合わせて印刷設定することで、判読できる資料を印刷することができるようになります。
複数ページになってもよい場合は、列または行を用紙の幅の横幅または縦幅に合わせます。
すべての列を用紙の横幅に合わせて印刷する手順
３．「ファイル」＞「印刷」をクリックし、開いた「印刷」設定画面の「拡大縮小なし」と表示されている部分（「設定」の一番下のメニューです。前回の設定のままになっているかもしれません。）をクリックし、「すべての列を１ページに印刷 幅が１ページに収まるように印刷イメージを縮小します」を選びます。
複数ページになりますが、列が用紙の横幅いっぱいに設定されて印刷されます。
メニューから列を1ページにする設定もできます。
「ページレイアウト」タブをクリックし、「横」の右側に表示されてる「自動」の部分の下向き矢印をクリックして「1ページ」にします。
すべての行を用紙の縦幅（高さ）に合わせて印刷する手順
横長の表を用紙の幅（高さ）に合わせて印刷する。
４．「ファイル」＞「印刷」をクリックし、開いた「印刷」設定画面の「拡大縮小なし」と表示されている部分（「設定」の一番下のメニューです。前回の設定のままになっているかもしれません。）をクリックし、「すべての行を１ページに印刷 高さが１ページに収まるように印刷イメージを縮小します」を選びます。
メニューから縦（高さ）を1ページにする設定もできます。
「ページレイアウト」タブをクリックし、「縦」の右側に表示されてる「自動」の部分の下向き矢印をクリックして「1ページ」にします。
「改ページプレビュー」で改ページ位置を変更
「表示」＞「改ページプレビュー」ボタンを押します。
表示された画面の破線または実線がページの区切りです。
この破線または実線をマウスでドラッグすると、ページの区切り位置を変更することができます。
エクセルの画面右下の「改ページプレビュー」ボタンを押して、改ページプレビューを表示させることもできます。
改ページの位置を任意の場所に入れる。
「改ページプレビュー」の画面にして操作すると位置がわかりやすいです。
改ページしたいページ（ページとページの間）の次のページの先頭部分のセルをクリックします。
「ページレイアウト」の「改ページ」ボタンをクリックします。
