ワード文書、毎回、余白などのページ設定をするのが面倒。あらかじめ複数のレイアウト設定をしてすぐに使えるようにする。

あからじめ、ページ設定などしておいた白紙のファイルを作成しておき、そのショートカットをデスクトップに置いておきます。そのファイルを開けば、毎回、行うレイアウト設定が不要になります。

いつも使うワード文書の余白や文字の大きさが決まっているなら、あらかじめ、それらの設定をした白紙のワードファイルを作ります。そのファイルを、デスクトップに置いたり、ドキュメントフォルダーなどに入れておき、そのショートカットをデスクトップに置いたりして使用します。

数種類作成し、必要に応じて選べるようにしておけば、時間短縮につながると思います。例えば、以下のように文字の大きさや種類を変えたものを2種類用意しておきます。

①文字の大きさ:10.5ポイント、文字の種類:明朝体、余白:上下20mm、左右25mm
②文字の大きさ:12ポイント、文字の種類:UD(ユニバーサルデザイン)余白:25mm

 

設定手順

(以下の図は、ワード365です。)

1.ワードファイルを起動し、レイアウト設定をします。
例えば、余白を20mm、文字の大きさを12ポイント、文字の種類を明朝体にしておきます。

2.ドキュメントフォルダーなどにファイルを保存します。
ファイル名の例:「明朝12p余白20ミリ」

3.ファイルを右クリックして、開いた画面から、「ショートカットの作成」を選択します。

ワードのレイアウト設定した白紙のファイルを作成し、ショートカットで起動できるようにする。

4.作成されたショートカットをデスクトップに異動します。

ワードのレイアウト設定した白紙のファイルを作成し、ショートカットをデスクトップに置いておく。

5.ショートカットを使って作成したワードファイルを起動し、文書を作成します。

注意点
私がよくやる失敗ですが、上書き保存してしまい白紙の文書ファイルでなくなってしまうことがあります。自動で上書き保存する設定でも同様のことがおきます。このミスを防ぐために、私はショートカットから起動したら、すぐに新たなファイル名を付けて保存するように心掛けています。

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