アクセスポイントが設置してある部屋と同じ部屋の中にパソコンやスマホがあるのに電波が電波が弱いのは、電源電圧が低くなっていることが原因かもしれません。
いくつかの原因があると思います。
今回は、次の対応3で解決しました。
対応1
アクセスポイントの電波の強度を変更する
アクセスポイントの管理画面から、電波の強度を変更します。
対応2
無線のチャンネルを変更する
電波干渉が原因かしれません。
他のアクセスポイントや外部の電波からの影響を受けているかもしれませんので、周波数帯やチャンネルを変更してみます。
対応3
L2スイッチ近くにあったアクセスポイント用電源供給ユニットのAC電源アダプターをアクセスポイントに直接接続する。
このアクセスポイントの電源は、電源供給ユニットからLANケーブルを通して供給されています。
アクセスポイントにAC電源アダプターが接続されていないため、「あれっ、電源が来てないぞ」と思うかもしれません。
アクセスポイントの電源は、LANケーブルを利用して供給するしくみがあり、AC電源アダプター等が接続されていない場合があります。
今回、電源とデータの両方がLANケーブルの全長が約10mでした。
そこで、電源供給ユニットを取り外し、L2スイッチとアクセスポイントを直接LANケーブルで接続しました。
アクセスポイントの電源は、ACアダプターを使って、直接、取りました。
アクセスポイントとAC電源のコンセントが遠かったため、AC用の延長コードを使いました。
AC電源アダプターはアクセスポイント用として使いますが、電源供給ユニットは撤去しました。
この対応により電波の強さが強くなり、通信が安定したうえ、接続がシンプルなりました。、
これまで、同じ部屋の中だけしか通信ができませんでしたが、安定した通信ができる範囲が30m以上になり、他の部屋からもアクセスできるようになりました。
電線が長いと電圧が低くなる
今回、アクセスポイントまでの電源ラインが長かったため、アクセスポイントに供給される電源電圧が低くなってしまったのではないかと思います。
AC電源アダプターをアクセスポイントに直接接続することで、アクセスポイントへの供給電圧が安定し、電波強度が正常になったと思います。
参考
リモコン(電線で接続されたもの)で動くおもちゃのリモコン用のコントロールケーブルを延長すると、モーターが回りにくくなったり、動きが悪くなったりします。
長すぎると、おもちゃは動きません。
このとき、電池の電圧とモーター側の電圧を比較したら、電圧降下により、電圧が数十%下がっていました。
太い線材を使えば、電圧降下を改善できますが、電線が太いと重くなるため、おもちゃの動きも悪くなってしまいます。
また、太い銅線は金額が高いです。