テザリングとは、iPhoneやAndroidなどのスマホを使って、パソコンやiPad,ゲーム機をインターネットに接続することです。
iPhoneでは、「インターネット共有」と読んでいます。
家庭内にインターネット回線がない場合でも、テザリング設定したiPhoneやAndoroidスマホを経由して、iPadなどのタブレットやゲーム機、パソコン等でインターネット通信ができます。
テザリング、インターネット共有機能を使うことにより、外出先でもiPhoneやAndoroidスマホを無線ルーター(Wi-Fiアクセスポイント)代わりにして、ipadなどのタブレットやゲーム機、Macbook、Windowsパソコン等でインターネットによるデータ通信ができます。
インターネット通信が必要なゲーム機を持っていて、外出先でもゲームをしたい時は、iPhoneのインターネット共有やAndroidスマホのテザリング機能をONにすれば、ゲーム機でインターネット接続できます。
パソコンにWimaxなどのモバイルWiFi(モバイルルーター)を使っても、インターネット接続できますが、iPhoneやAndoroidスマホがあれば、モバイルWiFi(モバイルルーター)などを契約しなくてもインターネット通信ができます。
キャリア(携帯会社)の契約内容によって、テザリングやインターネット共有機能が使えないことがありますから、契約内容を確認してください。
テザリング、インターネット共有の種類
テザリング、インターネット共有には、WiFiテザリング(無線)、Bluetoothテザリング、USBテザリングなどがあります。
WiFiテザリング
iphoneやAndoroidスマホをWiFiの無線アクセスポイントとして使います。
ゲーム機やパソコンなどの機器とは、無線接続で行います。
ケーブル接続は不要です。
通信速度が速いため、ゲームや動画視聴も問題ありません。
bluetoothテザリング
無線を使ってパソコン等と接続しますが、WiFiテザリングより速度が遅く、他の電波と干渉して不安定なことがあります。
iphoneとパソコンは、すぐ近くに置きます。
動画の視聴やゲームには不向きです。
Chromeやsafari、Firefoxなどのブラウザを使ってインターネット接続した場合、文字を中心とした画面でも、数行ずつ表示され、遅いと感じます。
ブログなどを書いてアップロードしたり、メールを書いて送信するような場合なら問題ないと思います。
不安定なことが多く実用的ではありません。
複数の機器を検証したことがありますが、他の機器と干渉してしまうようで不安定でした。
スマホとゲーム機など接続するもの同士を近くに置いても機器の検索に時間がかかったり、接続(ペアリング設定完了)後も通信中に接続が途切れたりすることがあります。
通信中に接続してないなと思い、設定画面を見ると、bluetooth機器を検索していることもあります。
スマホの電池の減り方は、WiFiテザリングより少なくてすみます。
USBテザリング
iPhoneやAndoroidスマホとパソコン等の機器をUSBケーブルで接続します。
iPhoneの場合、パソコンには、iTunesをインストールする必要があります。
Andoroidスマホの場合は、特にソフトのインストールは不要です。
通信速度は速く、動画の視聴なども十分です。
テザリングによる通信を行いながらスマホの充電も同時に行われます。
実用的なテザリングはどれか。
WiFi接続は、簡単に設定できます。
利用範囲も広く、実用的だと思います。
bluetoothテザリングは、実用的ではないと思います。
接続が遅くストレスを感じるかもしれません。
USB接続によるテザリングは、ケーブルが必要です。
USB端子がない機器は接続できません。
AndoroidスマホとWindowsパソコンは、簡単に接続でき、ストレスを感じません。
iPhoneとWindowsパソコンのUSB接続では、パソコンにiTunesをインストールする必要があります。
私は、itunesを使いこなしていませんが、itunesをインストールすると、パソコンが重くなり、パソコンを使った作業に支障が出ることがあります。
検証のためiTunesをインストールしても、その後、アンインストールしています。
ipadとのデータリンクのために複数あるパソコンのうち、1台だけインストールしています。