自宅や会社に届いたメールを転送したいことがあります。
手動で、転送先を選んで送信すればよいのですが、毎回、同じ作業をするのは手間です。
必ず転送する内容のものなら、メールソフトの設定で転送を自動化することができます。
メールソフトで転送の条件を設定することができます。
使い方の例
自分宛てのメールを家族や知人に転送したいことがあります。
複数ある自分のアドレスに転送する。
会社に届いたメールを自分の携帯・スマホや自宅に転送することができます。
できないこと
この機能は、メールソフトを立ち上げてからでないと使えません。
送受信したときに、サーバー上で転送されるわけではありません。
サーバ上で転送するサービスもあります。
契約しているプロバイダなどで、あなたが受信する前にメールを転送するサービスを提供しているところがあります。

サンダーバードメールの転送機能を使う設定手順
1 三本線をクリックし、開いたメニューから「メッセージフィルター」をクリックします。
2 「フォルダーにフィルターを適用」をクリックします。
3 複数のメールアカウントを設定して使っている場合は、対象アカウントを確認します。
アカウントごとに転送の設定ができます。
対象アカウントを確認して、「新規」ボタンをクリックします。
4 「フィルターの設定」画面で下記の設定をする。
フィルター名:後で見てわかりやすい名前を付けます。(ここでは「転送」という名称にしました。後でわかるような名前を付けます。例「転送自宅」「転送携帯」等)
フィルター名を適用するタイミング:
・「手動で実行する」のチェックを外す(私は自動で転送したいのでチェックを外しました)
・「新着メール受信時」迷惑メールが転送されないようにプルダウンメニューから「迷惑メール分類後に実行」を選ぶとよいと思います。
・「アーカイブ」チェックを外す
・「メール送信後」チェックを外す。
「すべての条件に一致(A)」、「いずれかの条件に一致(O)」、「条件なし(M)」は、いずれかを選択します。
(ここでは、条件なしを選択しました。必要に応じて、条件を設定します。)
4-1 「すべての条件に一致(A)」
差出人や件名等の条件を設定します。
4-2「いずれかの条件に一致(O)」
ここで条件を選択し、右側にキーワードを入力します。
「以下の動作を実行する(P)」では、プルダウンメニューから「メッセージを転送する」を選択し、転送先のメールアドレスを入力します。
設定内容を確認し、「OK」をクリックします。
注意
実行されるタイミングは、メールソフトを立ち上げた状態が前提となります。
メールソフトを立ち上げず、メールサーバ上で転送したい場合は、ご契約のインターネットプロバイダ等に問い合わせる必要があります。
5 「転送」という名称のフィルターが追加されました。
6 設定したら、自分宛にメールを送り、転送されているか確認します。
設定内容を変更する場合は、「編集」を押します。
メール転送の使い方の例
サービスの利用料の支払いや手続きなど、夫婦で共有したい情報を転送することができます。
ショッピング等、夫婦で同じアカウントを使っている場合など、特定のメールを転送させるとよいと思います。
この場合、「フィルターの設定」で条件を設定します。
