Windowsシャドウコピーが原因で、ハードディスクを圧迫。
シャドウコピーされたファイルを削除して改善しました。

ハードディスクの使用領域が80%を超え、パフォーマンスが下がる。
状況
数日ごと、決まった時刻を経過するとハードディスクの容量が数10GB単位で増加していることが分かりました。

システムファイル(windows)がインストールされた500GBのHDDの使用領域の変化

1か月くらい前のHDDの使用領域:130GB
不具合に気付いたときのHDDの使用領域:400GB

過去の経験から、空き容量が30%を切ると、パソコンが極端に重くなります。
空き容量が20%~10%くらいのところで、エラーメッセージが増えたり、ファイルの一部が壊れたりします。

壊れたファイルは、修復作業で復活できるファイルもありますが、システムファイルなどが壊れると、パソコンが正常に動作しなくなることもあります。こうなると、不具合を探してからWindowsの修復をするより、Windowsの再インストールをしたほうが早くパソコンが使用できると思います。今回は、再インストールは行わずに改善できました。

 

まず、ディスククリーンアップなどを行い、HDDの空き領域は数%増加しました。

いろいろ調べた結果、Winodwsの機能の一つである「VSS:ボリュームシャドウコピーサービス」によるものではないかと考え、シャドウコピーファイルを削除することにしました。

シャドウコピーの削除の前に「復元ポイント」でWindowsアップデート前の状態にシステムを復元させました。

この作業を行うことで大きく、空き領域が増えました。

以下の作業では、最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除することができます。

作業手順
1.エクスプローラーを開き、Cドライプを選択してから、「管理‐ドライブツール」をクリックし、「クリーンアップ」をクリックします。

ボリュームシャドウコピーサービスのシャドウコピーを削除してパフォーマンスを向上させる。

2.「ディスククリーンアップ‐Windows(C:)」画面の「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。

システムファイルのクリーンアップからシャドウコピーファイルを削除できる。

3.開いた画面から「その他のオプション」をクリックし、「システムの復元とシャドウコピー」内の「クリーンアップ」ボタンをクリックします。

最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除(シャドウコピーファイルを削除)します。

4.「どのくらい空き容量を作成できるかを計算しています。この処理には数分かかることがあります。」画面が表示されます。ハードディスクの容量が多い場合、表示通り、数分かかります。

ディスククリーンアップ、ファイルの復元により空き容量の計算をする画面が表示されます。

5.「最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除しますか?」画面が表示されます。「削除」ボタンを押します。

「最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除しますか?」画面

今回、Windowsアップデート時に不具合が生じたのだと思います。
その後は、この不具合は発生していません。

 

参考ですが、Windows Serverでは、主に以下のものがシャドウコピーされるようです。
・Windows Serverのシステム
・共有フォルダー
・システムの復元
・ボリューム全体のシャドウ コピー

職場のWinodwsサーバーで、ドライブの使用領域が80%くらいまでに達したことがありました。この時は、シャドウコピーされた、古いファイルなどを削除した上で、VSS:定期的にバックアップする機能を一時的に停止しました。2,3か月後にこの機能をオンにしたところ、不具合は生じなくなりました。