Windowsパソコンですが、パソコンの使用者が「電源を切る」、「再起動」などの操作をしていないのにパソコンが再起動してしまうトラブルがありました。
勝手に再起動されてしまうと、例えば、あなたが1時間かけて入力した作業中のデータが、保存されないということが起こってしまいます。
会社など組織の場合は、サーバを利用して、Windowsアップデートのタイミングをコントロールできますから、パソコンを使用している従業員に、あらかじめ知らせることができます。
それでも、アップデートのタイミングが周知されず、利用者がデータを飛ばしてしまうということがあります。
会社などの組織では、サーバのグループポリシーで「自動的に再起動しない」を「有効」に設定することができます。
自宅など、コンピュータを管理するサーバがない環境でパソコンを利用する場合は、知らない間に、強制再起動が起こりますから、自宅での作業は、定期的にデータを保存することが、この現象の予防方法だと思います。
原因は、Windowsアップデートによる強制再起動
原因の一つにWindowsアップデートがあります。
Windowsアップデートに伴う再起動の通知画面が出ますが、他の業務や家事をしながらパソコンを操作していると、その通知に気付かないことがあります。
パソコンに表示される通知を見れば、「今すぐ再起動」「後で再起動」を選択することができますが、これを見逃すと、強制的に「今すぐ」コンピュータが再起動してしまいます。
「今すぐ再起動」「後で再起動」選択画面は、表示されたままにはなりません。
知らない間に強制的に再起動してしまいます。
今すぐと書いてありますが、更新プログラムがインストールされてから300秒(5分)後に通知画面が表示されるようです。
また、再起動までのカウントダウンも表示されます。
通知画面で「後で再起動」を選択したい場合は、その通知時間を選択することができます。
セキュリティ上、重要なプログラムは強制再起動がかかります。
なぜ強制再起動するのか。
・セキュリティの脆弱性を埋めるため、早い段階でアップデートプログラムを適用させるため。
・何かのプログラムが動作していて、それにより重要な更新が行われないと、セキュリティ上、脅威にさらされたままになっています。
ウイルスなどの脅威にさらされないため、早い段階で、更新プログラムを適用させる必要があります。
このため、強制的に再起動するようなしくみになっています。