フリーソフトで写真や画像の大きさを変更したら、画面が不鮮明でぼやけていました。
画像の中に文字があったのですが、リサイズしたところ不鮮明で読みずらい状態になり、Windowsに標準で付いてくる「ペイント」という画像編集ソフトを使うことにしました。
「ペイント」「ペイント3D」は、フリーソフトの画像編集アプリより鮮明な状態でリサイズすることができます。
「ペイント」「ペイント3D」は、複数のファイルを一括でリサイズすることはできません。
フリーソフトで他によいものがあるかもしれませんが、試していません。
私は、図やイラストが描かれたPNGファイルなどで画像がぼやけないように小さくリサイズしたい場合、「ペイント」を使っています。
ペイント、ペイント3Dでも写真のリサイズができます。
「GIMP」、「XnView」、「PhotoScape」なども写真や画像のリサイズができます。リサイズと加工を同時に行うなら、こうした写真を編集するアプリが便利かもしれません。

ペイント、ペイント3Dをよく使うなら、タスクバーにショートカットを置いておくと便利です。右側の2つがペイント、ペイント3Dです。
「ペイント」で写真や画像をリサイズする手順
1.Windowsの画面左下のWindowsボタンを押し、「Windowsアクセサリ」から「ペイント」を選択します。
2.「ホーム」タブの「サイズ変更」をクリックし、メニュー内の「サイズ変更」でリサイズ後の大きさを設定します。
「パーセント」や「ピクセル」で大きさを設定します。
「縦横比を維持する」には、チェックを入れておくと編集が楽です。
設定例1
「縦横比を維持する」にチェックを入れ、「パーセント」を選択します。
水平方向の数字を50(%)にすると、自動的に垂直方向も50(%)に設定されます。
サイズ変更後の画像サイズは、元の4分の1のサイズになります。
設定例2
「縦横比を維持する」にチェックを入れ、「ピクセル」を選択します。
水平方向の数字を400(ピクセル)に設定すると、縦横比を保ったまま自動的に垂直方向が設定されます。
画像の横や縦の長さを設定したい場合に便利です。
設定例3
サイズ変更ではありませんが、「トリミング」を選択して、必要な部分のみにすれば、画像のサイズを小さくすることができます。
手順は、「選択」をクリックし、画像からトリミングしたい部分をマウスで囲んでから、「トリミング」をクリックします。
3Dペイントで写真や画像の大きさを小さくする手順
1.Windowsの画面左下のWindowsボタンを押し、「ペイント3D」を選択します。
「ペイント3D」が起動したら、編集したい画像ファイルを開きます。
2.開いた画面から「開く」を選択するか、「ファイルの参照」を選んで、編集したい画像ファイルを読み込みます。
または、「メニュー」をクリックし、「開く」ー「ファイルの参照」を選択します。
3.上段に表示されている「キャンパス」を選択し、リサイズ後の大きさを設定します。
4.サイズを変更します。
「パーセント」や「ピクセル」で大きさを設定します。
右側に表示されている「パーセント」または「ピクセル」を選択します。
ここでは、「パーセント」を選択しました。
5.「縦横比を固定する」には、チェックを入れておくと編集が楽です。
ここでは、「キャンパスのサイズ変更」の「幅」「高さ」の数字を50%に設定しました。数字を変更し「Enter」を押します。
「縦横比を固定する」にチェックを入れていますから、「幅」「高さ」どちらの数字を変更しても大丈夫です。
設定例1
「縦横比を固定する」にチェックを入れ、「パーセント」を選択します。
幅の数字を50(%)にすると、表示されませんが自動的に高さも50(%)に設定され、画像の大きさが変更されます。
幅、高さ、ともに50%に設定すると、サイズ変更後の画像サイズは、元の4分の1のサイズになります。
設定例2
「縦横比を固定する」にチェックを入れ、「ピクセル」を選択します。
幅の数字を400(ピクセル)に設定すると、縦横比を保ったまま自動的に高さが設定されます。
画像の横や縦の長さを設定したい場合に便利です。
6.マウスドラッグで任意の大きさに変更する。
「縦横比を固定する」「キャンパスでの画像のサイズ変更」の両方にチェックを入れ、マウスドラッグで任意の大きさに変更することもできます。
「パーセント」と「ピクセル」の切り替えは、「ピクセル」にしておくと画像サイズを確認しながら調整できます。
7.トリミングで、画像サイズを小さくする。
サイズ変更ではありませんが、「トリミング」することで、画像サイズを小さくすることができます。
「選択」をクリックし、マウスを使って必要な部分を囲みます。
右側に表示された「カスタム」を選択しておけば、マウスを使って任意の大きさに変更できます。
「4:3」「16:9」などにすることもできます。パワーポイントのスライドなど大きさが決まっているものに直接貼りたい場合、便利な機能です。