人は文字より視覚からの情報が入りやすいです。
また、動画など動きがあるほうが、より理解しやすくイメージできます。
可能なら、動画を使います。
視覚資料を先に見せてから説明
産業教育機器システム便覧(1972)によると、五感による知覚の割合は次のようになっています。
視覚 83.0%
聴覚 11.0%
臭覚 3.5%
触覚 1.5%
味覚 1.0%
聴覚11%に対して、視覚から入るのは83%です。
視覚からイメージできるものを見せてから、説明すると効果的だと言われます。
また、有名なメラビアンの法則では、視覚、聴覚、言語、どれを信用するかという実験によると、人は、話の内容より、視覚情報や聴覚情報を重視しています。
視覚情報 55%
聴覚情報 38%
言語情報 7%
図表
動画を使う場面は限られていると思いますから、できるだけ多く、図や写真、画像を使います。
私は、時間がないときは、画像にタイトルだけということもあります。
内容は口頭で説明します。
図や表は、詰め込みすぎてはいけない。
伝えたい部分だけ強調したり、ポイントのみにします。
すべてをスライドに入れる必要はありません。
必要に応じて、すべての情報が入った図表を資料として配布します。
企画書や報告書、レポートなどを配布しプレゼンをすることもあると思います。
この中に多くの情報が入っていますから、時間が限られているプレゼンや発表では、伝えたいことのみにします。
動画
動画の時間は、20分の持ち時間なら、動画は、2、3分くらいがよいという人もいます。
内容によっては、5~10分程度にすることもあると思います。
対象者やプレゼンの目的等を考えて、内容や時間を決めます。
事前に主催者や関係者に意見を聞くとよいと思います。
主催者には、このような内容の動画を流すがどうかと聞いてみてもよいと思います。
私の場合、「おまかせします」「あなたのやりやすいように」という回答も多いです。
主催者も運営で忙しいようです。
プレゼンの開始部分(導入部分)で動画を使うと視聴者がイメージがしやすく効果的なことがあります。
また、60分や90分の持ち時間がある場合、途中に入れるとよいこともあります。
最後の時間調整で動画を使うこともあります。
動画を途中で切って、プレゼンのまとめをします。
パワーポイント動画の挿入
動画の挿入方法1
メニューから動画を挿入
「挿入」 > 「ビデオ」 > 「このコンピューター上の動画」
動画が保存されたフォルダを選択します。
動画の挿入方法2
スライドの追加から
「新しいスライド」 > 「タイトルとコンテンツ」
フィルムの絵を選びます。
動画の挿入方法3
スライドの追加
ドラッグ&ドロップする。
動画が保存されているフォルダから、ドラッグ&ドロップでパワーポイントの編集画面に貼り付けます。