私は、スライドの下部、5分の1から4分の1は、重要な情報を配置しなようにすることがあります。
会場の配置によっては、前の人の頭で見えない場合があるからです。
下部使う場合、プレゼン内容と関係ない自社の社名やイラストにしておきます。
また、説明の中で重要な内容のものはスライド上部に配置するようにします。
下部は、説明しなくても全体に影響がない内容、時間があれば説明する内容を表示しておくこともあります。
しかし、前方の視聴者には、下部が見えますから、余計な情報があると、混乱をまねくおそれがあります。
できるだけ、不要な情報は表示させないほうがよいと思います。
スライドの内容が視聴者から見えないと、「見えない」と指摘されます。
中には、立ち上がって見ようとする人もいます。
スマホのカメラ機能を使って、手を伸ばして撮影しようとする方もいます。
視聴者からスライドが見えない環境でのプレゼンは、視聴者に申し訳なく思います。
現場での対応
現地で、視聴者からスライド見えないことがわかったときの対応方法の例です。
- 資料配布ができる内容なら、配布して乗り切ることもできます。
- 投影画面を小さくして、視聴者からスライド全体が見えるようにプロジェクターの位置や角度を調整する。
- プレゼンしながら、パワーポイントの編集画面を操作して、視聴者から見えるように再配置する。
どうしても見せたいものがあるときは、これも仕方ないと思います。
会場の配置が事前に分からない
よほど大きなイベントでなければ、事前に下見をさせてくれることはありません。
実施する部屋の様子が分からない場合、スライド全面を使わなようにしておくとよいと思います。
スクリーンの配置について、下見があったり、事前に打ち合わせがあったりしたとしても、当日の状況により、レイアウトやスクリーンの位置が変更されることがあります。
視聴者からスライド下部が見えない環境
小中会議室のようなところで、座席は講義形式の配置の場合、スクリーンの位置によっては、下部が見えないことがあります。
大きな会場でも天井が低いような会場では、同様に視聴者からスライドの下部が見えないことがあるかもしれません。
ステージや舞台がある会場なら、視聴者の位置から一段あがったところにスクリーンが配置されます。
このような会場かどうかは、事前にわかることが多いです。
しかし、当日、会場が変更されていることがあるかもしれません。
同じ建物内の別の大会議室などに変わっていることもあります。
視聴者の人数の関係で、部屋が変更されていることもあります。
私はプレゼン当日、会場が変更されていたことが数回ありました。
同じ会場で、主催者が複数の部屋を用意しているようなイベントでは、ときどきあります。
主催者より、プレゼン用の機器について、事前に連絡をしてくることがありますが、
会場の変更や会場内のレイアウト等について、教えてくれません。
私は、何度か、前の人の頭で見えない会場でプレゼンをしました。
視聴者に申し訳ないので、事前にどのような環境か主催者に聞くようにしています。
・スクリーンの位置は低くないか。
・スクリーンの下部は、前の人の頭で見えないような配置になってないか。