プレゼンする場合、カンニングペーパー、手持ち資料があると安心です。
パワーポイントには、発表者ツールというのがあり、印刷した資料がなくても、手元のパソコン画面上で原稿が読めるしくみになっています。
私は、時間配分を書き込んだ目次を用紙することがあります。
ワードでもエクセルでもよいと思います。
プレゼン時の手持ち資料について
印刷は、片面(2in1印刷)です。
片面なら、めくるだけですみます。
両面ですと、ひっくり返す必要があります。
ひっくり返したときに、どのページだったか、わからなくなることがありますから片面印刷にしています。
ノート部分を印刷して、視聴者に配布する場合もありますが、ここでは、自分用に作成して手持ち資料として印刷します。
作成方法
パワーポイントのノートを使って作成します。
ノートの表示方法
1 「表示」から「ノート」を選びます。
3 ファイル > 印刷 > 「フルページサイズのスライド」をクリックします。
5 「フルページサイズのスライド」が「ノート」に変わっていることを確認します。
このまま、「印刷」してもよいと思います。
私は、A4横に2ページ分印刷します。
以下は、その手順の例(Canonインクジェットプリンタ)です。
7 「2in1印刷」を選択します。
設定したら、OKをクリックして、印刷画面に戻ったら、印刷ボタンを押します。
発表者ツールを使ってノート部分を手元のPCに表示します。
1 パソコンとプロジェクターや大型モニターを接続します。
2 「スライドショー」タブを選択し、「発表者ツールを使用する」にチェックを入れます。
3 スライドショーを開始します。[F5」を押すとすぐにスライドショーが開始されます。
下の画面は、発表者用のパソコンに表示される画面です。
プロジェクターや大型ディスプレイに表示された画面には、ノート部分や次のスライドは表示されません。
表示された画面には、現在投影されているスライドが大きく表示されます。
右下には、現在投影されているスライドのノートが表示されています。
また、右上には、次に表示されるスライドが表示されます。
文字の大きさを変更したい場合は、画面右下のA+やA-で変更します。
注意点
発表者ツールを使ってノート部分を参照する場合、どのくらいの分量の文字が表示されるか確認しておきます。
文字の大きさにもよりますが、ノートに書かれて文章は、すべて表示されません。
すべて表示させようとして文字を小さくするよ読みにくいです。
また、発表者が使う手元のパソコン画面が小さいと、ノート部分の文字が読めないくらい小さくなります。
発表者ツールを使うと動画がうまく表示されないことがあります。
2画面表示が拡張表示になっているかもしれません。
うまく解消されない場合は、発表者ツールをOFFにし、発表者ツールの使用はあきらめます。
動画なら、動画単独で流します。
こうしたトラブルを避けるためにも、動画や特殊な機能を使う場合は、パソコンとプロジェクターを会場に持ち込むことも検討します。
トラブルなどにより、発表者ツールが使えないとノート部分が読めませんから、印刷したものを持参すると安心です。