プレゼンのスライドについて、私は年齢が高くなるにつれ、見難いと感じる色や配色、表現があります。
年配の方で、同様に感じている方もいます。

私の会社では、「目がチカチカする」「細かすぎて見えない」など、指摘を受けることがあります。
年配の方が多い役員向けのプレゼンなどでは、特に、文字の大きさや配色について、指摘が多くなりますので、気を付けます。

参考書通りに作っても、見えにくい、読みにくい、分かりずらいというケースがあります。
視聴者は多様です。視聴者のことを考えてプレゼン資料を作成できるとよいと思います。
プレゼン資料内の配色、文字色

以下の内容は、参考図書や先輩から教えていただいたもの、私が実際に行っていることなどを記したものです。

プレゼンテーション用スライドの配色

基本は3色

プレゼンで使う色の基本は3色と言われています。

1色目:背景(白)として、文字色は黒
2色目:会社のイメージカラーなど、ベースとなる色
3色目:2色目と対比した色(目立つ色、注目してほしいところで使う)

色を多く使うと散漫、煩雑になるので、なるべく少なくする。

実際には、難しく考えずにスライドの「デザイン」を選べばよいと思います。

パワーポイントの色は、デザインを選べばよい

背景色

白が基本ですが、会社のイメージカラーや、イベント、プロジェクトのイメージカラーがある場合は、できるだけ薄い色を使うとよいと思います。

プレゼン会場内の部屋の色を使うこともあります。
木材を使った部屋の場合、薄い黄色・茶色
舞台やステージの幕が赤色の場合、薄い赤 など

パワーポイントのデザイン(背景)を選ぶ際、会場の色を思い浮かべて選択するとよいと思います。

薄いグレーは、文字色など、周囲の色に影響を与えにくいと言われます。

私は、スライドを使い回すことや配布資料への書き込みを考えて、基本は白にしています。

配布資料を印刷するなら背景は白

また、背景が白なら、配付資料に書き込みができます。

背景が白だと、印刷されたものに書き込みやすいです。

配布資料への書き込みのことを考えると、アニメーションの多用は避けたほうがよいと思います。アニメーションは印刷時に図がごちゃごちゃと表示されてしまします。

背景色が濃いと配布資料を印刷する際、印刷機のトラブルにつながったり、インク代がかさんだりします。

背景色を選ぶ
・会場の色に合わせるとよい。
・壁が赤系のホールなら、赤系
・カーテンが赤で、木目の壁のところは、赤系
・白系の明るい部屋なら、白や空色
・黒板なら、薄い緑
・困ったら、白やグレー、濃紺

 

配色

パワーポイントで使う色のパターン
よく見る図だと思います。
ここから色を選ぶこともできます。

 

内容を比較するような場合、対角線の位置にある色を選びます。
いつもお世話になっております。
以下の図では、薄い黄、薄い青を使っています。

パワーポイントで内容を比較するスライドを作成する
①と②、③と④のように対角線にある位置の色を使うとよいです。

比較する場合は、対角線の位置にある色を選ぶ

 

統一性を持たせるために同じ明度の色を使う。
図の中心から同じ位置のところにある色を使います。

プレゼン資料で統一性をもたせるため色パターンの同心円状の色を使う。

実際には、グラフ作成機能やスマートアートを使うと、色を気にすることもなく簡単です。

グラフ作成機能を使えば、色を気にせずグラフができる

同程度の明度でグラフが作成できます。

 

スマートアートで色を気にせず、図を作成

 

文字色

文字色の基本は黒

基本は黒でよいと思います。
濃い目のグレーがよいという説もありますが、私は見にくいです。

背景が白の場合、薄い色の文字は見にくいです。
例:薄い緑、薄い青、ピンクなど

背景が白だと、薄い文字は見えない

赤色の文字は見にくい

大切な箇所を赤い色にする人が多いと感じますが、私は見にくいです。
白い背景に赤色の文字は、特に見にくいと感じます。

年配の方で同様に感じている人も多いようです。
色弱の方は、赤色が見にくいそうです。

背景が濃い緑や紺色に赤字、薄い赤や薄い茶色に赤字は見やすいと感じる人がいる一方、見にくいと感じる人もいます。
背景が暗い色に赤字は見にくい

赤色の文字でも枠を付けたり、下線を引くと見やすくなります。

配布資料で見にくい文字

濃い色の背景に赤い色の文字は、配布資料にしたときに文字が読み難くなることがあります。

赤い文字は見えない

赤色の文字は見ずらいと感じている人がいるため、赤色の文字は、できるだけ避けたほうがよいと思います。
果実は目立つため動物や鳥が食べる

自然界にある色が参考になります。
緑の中に赤いトマトや果物、黄色の果実は目立つため、鳥や動物が食べに来るそうです。

人も同様に緑色の中にある赤や黄色の文字が見やすいという説もありますが、見にくい人もいます。

 

印刷時することを考えて文章に下線を引く

特定の箇所の文字や単語、文章を目立たせたい場合は、色でなく、枠で囲んだり、下線を付けるほうがよいです。
印刷時も表示されます。

 

白抜き文字

濃い(明度が低い)色の背景に白抜き文字は見やすいです。
白抜き文字は、印刷した資料でも見やすいです。
見やすい文字の色の例:濃紺に白抜き文字、深緑に白抜き文字
白抜き文字が見えない

薄い色に白抜き文字は見えないため、文字の部分は、濃い色を使います。
見えにくい色の例:黄色に白抜き文字、薄い青に白抜き文字

薄い色の背景に濃い色の文字を使う

 

また、写真など背景が森や草原など、緑の部分に白抜き文字は、見やすいです。
写真内の影の部分や空の青(濃い目)の部分に白抜き文字も見やすいです。

プレゼンスライドの写真に白抜き文字を入れる

プレゼンスライドの写真に黄色の文字を入れる

矢印

・薄い色を使います。
・枠線を使いません。

プレゼンスライド内の矢印は薄い色を使います。

色に迷ったら、グレーを使います。
枠線があると、矢印が強調され、他の情報に目が行きにくくなります。
これは教科書通りです。

 

一定の領域に色を付けたり、ポイントしたりする。

見やすい色と見にくい色があります。

例えば、地図の中に自動販売機が設置されている箇所にポイントを付ける場合、
缶コーヒーが売っている自販機を「赤」、
ペットボトル入りの水が売っている自販機を「青」
カップラーメンが売っている自販機を「紫」
で以下のような丸印でポイントするような場合です。
プレゼン資料中にポイントする色を決める