パワーポイントを使ったプレゼンで、グラフの一部の色を変えたいことがあります。
(エクセル、ワードでも使えます。)
グラフは、特に説明したい部分の色を変えると効果的だと思います。
全体に色が付いていると、視聴者は、どこを見てよいか、どこを説明しているのか分からりにくいことがあります。
また、視聴者は、メモをとっていたり、初めて聞く専門用語などがわからなくて、グラフ内のどの領域を説明していることが分からないことがあります。
ときには、グラフをグレーにして、説明部分だけ色付けしてもよいと思います。
さらに、注目してもらいたいデータラベルを視覚的に目立たせるため、文字を大きくしたり色を変えたりすることができます。
パワーポイント,グラフの一部の色を変える手順
1 グラフの領域をクリックします。
グラフ部分が選択されます。
2 色を変えたい領域をクリックします。
色を変えたいところだけが、選択されます。
ここでは、第3四半期の部分をクリックし選択しました。
うまく選択できない場合、グラフ全体をクリックして、1、2秒空けてから変えたい色の部分をクリックします。
3 メニューから、「グラフツール」の「書式」をクリックします。
4 図形の塗りつぶしの三角矢印をクリックし、プルダウンメニューから、変更する色を選択します。
ここでは、赤を選択しました。
データラベルの色、文字の大きさを変更する。
グラフの特定の部分の色を変えたら、データラベルの色や文字を変更して注目されやすくします。
1 ラベルをクリックして、選択します。
グラフの特定の領域が狭い場合は、引き出し線を使ってグラフ領域の外に出すこともできます。マウスの左ボタンを使って、ドラッグします。
2 ラベルの色、枠線の変更
「データラベルの書式設定」の「ラベルオプション」をクリックします。
メニューから塗りつぶしの色や枠線などを選択し、変更します。
変更不要な場合は、「自動」にしておきます。
3 ラベル内の文字の色や大きさを変更
「データラベルの書式設定」の「文字オプション」をクリックします。
メニューから、文字の塗りつぶし(色)、文字の輪郭、文字列の方向(縦横、角度)等の変更ができます。
円グラフの一部の要素を切り離す。
パワーポイント、エクセル、ワードで利用できます。
1 切り取りたい要素(扇形)を選択します。
2 マウスを使って、ドラッグします。
すべての要素を切り離したい場合は、グラフ全体を選択した状態で、一部分の要素を移動させると、すべての扇形が切り離されます。
グラフの要素をイラストや写真にする。
グラフの扇形の部分などをイラストや写真にすると、分かりやすく表現できることがあります。
手順
1.グラフ要素をクリックし選択します。
選択した状態でマウスを右クリックし、表示されたメニューから「データ要素の書式設定」を選択します。
2.データ要素の書式設定画面から、塗りつぶし(図またはテクスチャ)を選択し、ファイルボタンをクリックします。
3.ファイルから、グラフ要素に表示したい写真や図、イラストを選択します。