パワーポイントの画面録画機能を使って、デスクトップ操作を動画撮影

パワーポイント(2013以降)には、パソコン画面を録画する機能があります。

 

操作手順

1.メニューの「挿入」をクリックすると、リボンの右側に「画面録画」が表示されます

パワーポイント画面録画機能

2.「画面録画」アイコンをクリックすると、メニューと、録画範囲(赤破線の囲み)が表示されます。

パワーポイントで画面録画スタート

 

パワーポイント画面録画範囲

 

3.領域の再設定をします。

メニューの「領域の選択」アイコンをクリックし、録画する範囲をマウスをドラッグして選択します。

パワーポイント画面、領域の選択

マウスポインターもいっしょに記録する場合は、「ポインターの録画」を押します。

 

4.録画開始

メニューから録画開始のアイコンをクリックします。
カウントダウンが始まり、録画が開始されます。

 

録画開始は、「Windows ロゴ + Shift + R キー」でも操作できます。

パワーポイント画面録画、録画開始ボタン

 

5.録画終了

停止ボタンをクリックします。
「Windows ロゴ + Shift + Q キー」でも操作できます。

パワーポイント録画、終了ボタン

 

録画終了時にメニューがない

録画開始時にはメニューから「録画開始」の操作ができたけど、終了時にメニューが表示されないことがあります。

 

対応
メニュー右下のピンをクリックしておくと、メニューが消えません。

パワーポイント録画、メニューピン止め

 

6.パワーポイントスライド画面上での編集

録画を終えると、すぐにパワーポイントの画面に動画が貼りつきます。
編集前に動画をクリックします。

・再生ボタンを押して、動画を確認します。

パワーポイント録画、再生確認

 

・画面のトリミング

動画の領域をトリミングできます。
動画をクリックして、リボンの中のトリミングアイコンをクリックし、変更します。

パワーポイント録画、トリミング

 

・編集状態を元に戻す

リボンの中の「デザインのリセット」をクリックします。

パワーポイント録画、デザインのリセっと

 

・デザインの変更

図形(台形、丸、三角etc.)、枠線、効果(影、ぼかし、3D)などの設定ができます。

パワーポイント録画、表示方法変更

 

・動画の長さを調整する

動画を右クリックし、表示されたメニューから「トリム」を選択します。

パワーポイント録画、動画長さ変更

 

赤、緑のマーカー、再生ボタンなどを使って、調整します。

パワーポイント録画、長さを手動で調整、確認

確認したら、「OK」をクリックします。

 

・動画の明るさを変更する

動画を右クリックし、開いたメニューから、「ビデオの設定」をクリックします。
右側に表示された設定メニューから「明るさ/コントラスト」で設定します。

パワーポイント録画、再生動画の明るさ変更

・動画の保存

動画だけを保存することができます。
動画を単独で利用することができます。

 

操作は、パワーポイントスライド内の動画を右クリックし、開いたメニューから、「メディアに名前をつけて保存」をクリックします。
保存形式は、「mp4」です。

 

※この方法で動画を保存しなくても、パワーポイントのファイル保存をすれば、動画もいっしょに保存されます。

 

動画再生の設定

動画上で右クリックし、メニューの「開始」から「自動」または「クリック時」を選択します。

パワーポイント録画、自動再生、クリック時再生

 

パワーポイント2013、録画機能が表示されない。

2016は、最初から機能があると思いますが、2013は、修正プログラムが必要になるかもしれません。

 

Windows10+パワーポイント2013では、修正プログラムをインストールしても適用されませんでした。

修正プログラムの場所

マイクロソフトのサポートページの「コンピューターの画面を記録して PowerPoint に記録を埋め込む」に掲載されています。

パワーポイント録画、2013修正プログラムの適用

私の家族のPCは以下の環境で動作しています。

Windows10+Office2016は、問題なく動きます。

Windows7+Office2013は、修正プログラムをインストールすることなく動いています。