- Outlookの保存先を変更する理由、OneDrive同期の問題点など
- Outlookを使い始めたら、受信に時間がかかったり、動作が停止したりする。
- OneDriveの同期に時間がかかる。表示されるエラーメッセージ等を見るとOutlookが原因のようで「変更の処理中」「ファイルの使用中」などと表示される。
私は、複数のメールアプリを使っていて、Outlookは、主にメルマガの受信やネットショッピング等、様々なサービスなどへの登録用として使っていました。このような用途で使っていたため、メッセージの量が多くなり、怪しいメールも含め、1日に数百通のメールが届くようになっています。
そのため、受信に時間がかかり、Outlookのデータ保存先として使っているOneDriveとの同期にも時間がかかってしまうようです。
また、OneDriveに保存されたメッセージが多くなると、無料で使える5GBに達してしまうこともあります。
ある日、Outlookを起動したところ、Outlookでメールが受信できず、途中で止まったままになったり、OneDriveも同期中のままになったりしていました。インターネット接続の通信量が多くなっているため、Youtubeなどの動画サイトが遅く見られなかったり、Yahooなどの情報サイト等でも、情報のダウンロードに時間がかかるようになったりしました。
私は、パソコンを買い替えたとき、Outlookのデータを古いパソコンから新しいパソコンにデータをUSBメモリ経由でインポートしましたが、データの保存先がOneDriveになっていました。
以下の方法で、保存する場所をフォルダーごと変更できますが、すでに受信した一部のメールが移行されませんでした。
パソコン移行時も旧パソコンでアウトポートしてデータを取り込み新パソコンでデータをインポートしましたが、同様に一部のメールが脱落していました。
これまで、無料のOutlook Express、Windows liveメールなどを使ったことがありましたが、サポート終了などで別のメールアプリを使う際、どれもデータ移行時に失敗し、過去のメールデータが移行できなかったり、文字化けしたりして、うまくいかないことがありました。
現在、私は仕事用のメールアプリとしてThunderbirdを使っています。通販やメルマガなど、メッセージが無くなってしまっても問題ないメールを受信するのにOutlookを使っています。
Outlookのデータ保存先をOneDriveから自分のコンピューター内に変更する手順
(図はOutlook2016です。)
1.現在の保存先を確認します。
Outlookフォルダーの中には、拡張子が「pst」のファイルが入っていると思います。
2.Outlookを閉じ、データを自分のコンピューターの任意の場所にコピーします。
3.Outlookを起動します。
メニューの「ファイル」をクリック、開いた画面左側の「情報」をクリックします。
さらに右側に表示された「アカウント設定」をクリックします。
4.プルダウンメニューから「アカウント設定」を選択します。
5.「アカウント設定」画面が開きます。「メール」タブをクリックします。「名前」のメールアカウントを選択し、「フォルダーの変更」ボタンを押します。
(参考)図のように現在の保存先がOneDriveになっています。この保存先を変更します。
6.開いた「新しい電子メール配信場所」画面の「新しいOutlookデータファイル」ボタンを押し、開いた画面から保存先を設定します。
7.Outlookを再起動します。