Microsoftのオフィスソフト(エクセル、ワード、パワーポイント、Publisher等)を使用中、頻繁(数分の1度)に画面が白くなり、白くなったまま数秒から数十秒、キーボードやマウスが使えない状態になります。
原因の一つとして、オフィスソフトの「グラフィックアクセラレータ」が挙げられます。この機能を無効にすることで改善します。
グラフィック関係、例えば、ゲームや映像、画像処理に関する業務を行っていないなら、その機能を無効にすることで改善するかもしれません。
Microsoftのオフィスソフトなら、エクセル、ワード、パワーポイント、Publisher等のどれか1つのアプリで「無効」の設定をすれば、別のオフィスソフトでは設定する必要はありません。
1つのアプリで「無効」の設定をすれば、他のオフィスソフトでは、自動的に「無効」に設定されます。

グラフィックアクセラレータの無効設定手順
(以下の画面はOffice2019の画面です)
1 エクセル、ワード、パワーポイント、Publisher等のオフィスソフト、どれか1つを起動します。
2 「ファイル」をクリックし、開いた画面から「オプション」をクリックします。
開いた画面「Excelのオプション」から「詳細設定」をクリックします。
3 「表示」の「ハードウェア グラフィックアクセラレータを無効にする」にチェックを入れます。
他のMicrosoftOfficeソフトも自動的にチェックが入る
オフィスソフトのうち、1つを設定すれば、他のソフトが起動中でも自動的に設定されます。
画面が白くなって、数分間、操作を受け付けなかったり、応答しません等と表示され、パソコンがフリーズするようなら、開いているファイルを閉じたり、強制的にソフトを停止させます。
以下のようなときにフリーズすることがあります。
- 複数のファイルを同時に起動させている。
- エクセルのシートが複数ある。
- ファイルの容量が大きい(写真や画像をたくさん貼っている)
- サーバーやクラウド上にファイルを保存し、オンラインでファイルを操作している。
- オフィスソフトの更新がされていない。(インターネットに接続できる環境なのに何らかの原因で、更新されていないことがあります。)
強制的にソフトを終了させる手順
強制的に終了させるため、編集中のファイルのうち、前回保存してから追加したものが消えてしまうかもしれません。
強制終了の手順
「Ctrl、Alt、Delete」キーを同時に押すと、以下の画面が表示されます。
開いた画面で、動作していないソフト(アプリ)をクリックし、「タスクの終了」ボタンを押します。