マイクロソフトのエクセル、ワード、パワーポイントなど、オフィスソフトのファイルには、パスワードを付けることができます。
読み取りパスワード
以下の手順(画面)は、読み取り(エクセルファイルを開くとき)のパスワードの付け方です。
1 エクセルシート左上の「ファイル」を選択します。
2 「情報」をクリックします。
3 「ブックの保護」をクリックします。
プルダウンメニューの「パスワードを使用して暗号化」をクリックします。
プルダウンメニューの説明文には、「このブックを開く際に、パスワードを要求するようにします」と書かれています。
4 開いた画面「ドキュメントの暗号化」よりパスワードを入力します。
パスワードは、大文字、小文字は別の文字として扱われます。
パスワードを入力して「OK」をクリックします。
5 「パスワードの確認」画面で、再度、パスワードを入力します。
確認のため、パスワードを再入力します。
設定が終わりました。
6 パスワードを付けたファイルを起動し、パスワードを入力し、確認します。
書き込みパスワードと読み取りパスワードを設定する。
(以下の画面は、エクセルの画面です。)
1 エクセルシート左上の「ファイル」を選択します。
2 「名前を付けて保存」をクリックします。
保存先を選択します。
3 ファイル名を付けたら、下のほうにある「ツール」を選択し、表示されたプルダウンメニューの「全般オプション」をクリックします。
4 「読み取りパスワード」「書き込みパスワード」を入力します。
5 確認画面で、再度、「読み取りパスワード」「書き込みパスワード」を入力します。
ここでは、「読み取りパスワード」「書き込みパスワード」両方のパスワードを設定しましたが、「読み取りパスワード」だけ、または、「書き込みパスワード」だけを設定することもできます。
6 「名前を付けて保存」の画面に戻ったら「保存」ボタンを押します。
パスワードを設定したら、エクセルファイルを開いて、パスワードの設定状態を確認してみてください。
ファイルを他人へ転送したり、USBメモリに移動したりするなど、実際の場面を想定し、データを変更してから保存するとよいと思います。
パワーポイントでもパスワードを付けることはあるの?
と質問されたことがあります。
私は、図と描いたり地図の中に関係機関や作業(工事)現場の位置を示したりするときにパワーポイントを使うことがあります。
他人に漏れては困る内容であれば、パスワードを付けて、人に渡すことがあります。