古くからあるファイル圧縮ソフトで、無料です。
MS‐DOSやPC98時代から使われており、多くの方が利用しているのはないかと思います。
現在も進化しており、Lhaz+では、Googleドライブ、OneDrive、Dropbox等、クラウドストレージにも対応しています。
対応OS
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10
zip(圧縮)ファイルは、Windowsの標準機能ですが、Windows7や10では、パスワードを付けることができません。
Windows xpでは、標準でパスワードを付けることができたため、フリーの圧縮ソフト等から遠ざかっている方も多いのではないでしょうか。
私も、その一人です。
Windows標準機能を使ったzip(圧縮)ファイルの作成手順
フォルダ(ファイル)を右クリックして、開いたメニューから「送る」から「圧縮(zip形式)フォルダー」を選択することで、zipファイルを作成できますが、パスワードを付けることができません。
zipは、Windows標準のためか、よく使われています。
また、取引先などにファイルをメールで送る際、先方から「zipファイルにして、パスワード付きで送ってくれ」指示されることもあります。
Lhazのインストール
窓の社、VectorなどからLhazをダウンロード、インストールします。
Lhaz(無料ソフト)を使ってパスワードを付ける。(手順)
1.圧縮したいファイルを右クリックし、「送る」を選択する。
開いたメニューから「圧縮「zip形式」フォルダー」をクリックします。
2.圧縮ファイルを置くフォルダを指定します。
ファイルと同じフォルダなら、「このフォルダに圧縮(H)」を選択します。
別のフォルダなら、「圧縮フォルダを指定(S)」を選択します。
「圧縮フォルダを指定(S)」を選択した場合は、ファイル名を付けて、「保存」をクリックします。
3.パスワードをつけます。
「選択/可視入力」
入力したパスワードが表示されます。
「不可視入力」
パスワードを入力すると、●●●と表示されます。
入力後、確認のため、再入力します。
余談ですが、不可視入力は、ATMと同様、入力した文字が隠されるため、入力した人や周囲の人から文字が分かりませんが、職場など、オープンな環境では、入力しているキーボード操作は周囲から見られてしまいますね。
「デフォルトパスワード」
パスワードを入力し、ここにチェックを入れると、次回から「選択/可視入力」のプルダウンメニューから選択できるようになります。
「自動生成」ボタンを使うを、パスワードが自動的に生成されます。
設定したら「OK」をクリックします。
パスワードは、あらかじめ設定しておくこともできます。
Lhazの画面から「ツール」>「オプション」を選択するか、スパナのアイコンをクリックします。
開いた画面から、「パスワード」タブをクリックし「ZIPデフォルトパスワード」にパスワードを入力し、「追加」ボタンを押します。
不要なパスワードは、リストから選択し、削除ボタンをクリックし、削除します。