回復ドライブからパソコンを修復、起動する。

USBメモリに構築した「回復ドライブ」を使って、コンピューターのシステムを修復、復元する手順です。
以下の手順は、富士通製パソコンを使って行ったものです。

1.電源スイッチを押し、「F2」を押します。数回、押します。
BIOSの画面が表示されたら「BOOT」タブを選択、表示された画面で、USBから起動するよう順位を上げます。
ここでは、あらかじめUSBメモリに作成した回復ドライブを使ったので、「USB HDD」を選択しました。
スペースキー、矢印キーを使って順位を上げます。

起動するドライブの優先順位をBIOSで変更しシステムを修復する。
この画面では、「スペース」キーでUSB HDDを選択し上位に移動させました。
F10(保存し再起動)を押し設定完了です。

2.しばらくすると、パソコンが起動します。表示された「キーボードレイアウトの選択」画面で、「Microsoft IME」を選択します。
USB回復ドライブからパソコンを修復、起動させる。

3.「オプションの選択」画面から「ドライブから回復する」を選択します。
USB回復ドライブからパソコンを修復、起動させる。データは削除メッセージあり

4.「ドライブから回復する」画面で、「ファイルの削除のみを行う」または「ドライブを完全にクリーンアップする」のどちらかを選択します。
USB回復ドライブからパソコンを修復、起動させる。パソコンを完全クリーンアップするメッセージあり

5.しばらくすると準備が完了しました等の画面が表示されます。「回復ボタン」を押し、画面の指示にしたがって進めます。終了するまで数時間かかるかもしれません。
(私の富士通製パソコンで、5、6回行ってみましたが、2~5時間程度かかっています。)

6.USBメモリ(回復ドライブ)を取り外し、BIOSの画面でHDDから起動するように設定します。
私の富士通製パソコンでは、再び、「キーボードレイアウトの選択」画面が表示されました。
「Microsoft IME」を選択し、次の「オプション画面」で、電源をオフにするを選択します。
電源がオフになったら、USBメモリ(回復ドライブ)を取り外します。
再度、電源をオンにし、「F2」を押し、BIOSの画面で、「BOOT」タブを選択し、HDDから起動するように順位を変更します。

7.F10(保存し再起動)を押すと、パソコンが再起動します。
「Windowsをインストールしています。」という青い画面が表示され、システムの構築が始まります。

画面に従って、作業を進めます。
パソコンを新規購入したときと同様に進めます。