蛍光ペンは、テキストや資料を文字をなぞるだけなので速く書け、便利です。
色もたくさん用意されていますから、色に意味を持たせて線引きすることができます。
一方、蛍光ペンのデメリットは、文字が書きにくいことです。
文字を書きたい場合は、ボールペンなどに持ち替えなくてはいけません。
学校の学習場面では、以下のようにアドバイスすることがあるそうです。
使用例1
赤:重要なところ、暗記するところ
青:次に重要なところ
緑:語句の説明部分
使用例2
赤:重要なところ、暗記するところ
青:説明
緑:間違えやすいところ、苦手だと思うところ
教科書や資格試験のテキストなどは、最初から重要なところは赤字で書かれているものがあります。
一般的に赤色が重要、次に青色とされることが多いようです。
教室の授業で、先生は重要なところは黒板に赤字で書かれますが、私は見にくいです。
黄色のほうが見やすいと思います。
私は、先生や先輩から、学習や暗記のためには「青」がベストと教わったことがあります。
大学の実験によれば、青色は、落ち着いて学習できる色だそうです。
集中力が上がり、学習効果が高かったそうです。
その後、私は青の蛍光ペンばかりを使っていましたが、現在、私が最も使う色は黄色です。

黄色かオレンジの蛍光ペンとシャープペンシルを使う
私は、重要度や活用の可能性などにより、蛍光ペンや多色ボールペンで色分けすることがありますが、黄色かオレンジの蛍光ペンでマークし、シャープペンシルで、書き込みをすることが多いです。
黄色、オレンジ、緑は、コピーに出ません。
赤、紫、青は、コピーすると、マークしたところが出てしまいます。
青は、1回だけ書くなら、コピーに出にくいですが、2回マークすると重なったことで色が濃くなりますから、コピーに出やすくなります。
黄色やオレンジは、コピーに出ませんから、それを利用した使い方もあります。
・資料点検時に黄色かオレンジを使い、コピーを配布したり、提出したりする。
・会議や説明会で重要事項だけでなく、説明があったところや自分の気付きなども含め、黄色かオレンジでマークし、コピーしてから、改めて、重要事項だけをマークして配布する。
社内で回覧する資料に蛍光ペンで線引きをする
会社で回覧する資料はコピーされることもあるため、私は、共有する資料のほとんどは、黄色またはオレンジの蛍光ペンとシャープペンシルの2種類で書き込んでいます。
ペンを持ちかえる時間がない?
説明が早いセミナーや説明会等では、書き込みが追いつかない場合があります。
ペンの色を使い分けたり、持ち替えたりしていると、忘れてしまうこともあります。
カラーコピーは高い
コストがかかるため、カラーコピーは使用しないことが多いです。
このような理由から、私は、黄色かオレンジの蛍光ペンとシャープペンシルの2種類を基本として、重要度に応じてシャープペンシルで、○、☆、※などの記号を付けるようにしています。
社内で回覧するような場合は、記号の意味を表紙などに書いておきます。
マーカーの部分は、回覧中にコピーした人が確認して、各自の資料に書き込んでくれることもありますが、上司にわたす資料は、こちらでマークするようにしています。
私が最もよく使うのは、黄色の蛍光ペン、次に青です。
赤の蛍光ペンや赤ボールペンは、使用頻度が低いです。
黄色?オレンジ?
黄色は、セミナー会場の照明により、まったく見えないことがあります。
黄色は、夜間、車の中や列車の中の照明で、見えないこともあります。
蛍光ペン、色分けして使う場合
個人用の資料で、余裕があるときは、色分けすることがあります。
線を引いたり、囲んだりします。
黄色またはオレンジ:重要事項、指示事項等
青:内容説明、補足説明、業務に活用できそうなところ
緑:内容について調べたいところ、面白い(他に転用できそう)と思ったところ
マーカーの使い方の例1
実行リスト、点検リストを埋める
実行したり点検したりした項目に色を付けていきます。
すべての項目に色が付いたら、終了したことが一目瞭然です。
また、作業途中、どのくらい残っているかも分かります。
マーカーの使い方の例2
たくさんのアイデアを出して、カテゴリー別に色分けします。
蛍光ペンは、多数の色がありますから、多くのカテゴリーに分けることができますが、3種類くらいにしておいたほうがよいと思います。
色が多すぎると、色と意味の対応が分からなくなってしまうことがあります。
仕事でアイデアをたくさん出して、商品化したり、改善したりするような場合、カテゴリー分けをし、優先度や重要度、他への転用などにより、さらに分類することがあります。
マーカーの使い方の例3
イベント会場図を担当ごとに色分けします。

