歯ぎしり防止装置を付けてみたところ、就寝中の歯ぎしりが改善されました。
以下は、個人的な感想です。
歯ぎしり防止装置(マウスピース)装着前
家族から、私が寝ているとき、歯ぎしりやいびきがうるさいと言われていました。
特にパソコンを長時間使い、肩こりや疲れがたまっているときに歯ぎしりがひどいようです。
歯ぎしりがひどい日は、起床後、疲れがとれた感じがせず、肩こりは治っていません。疲れがとれた感じがしないので、1日中、眠く、集中力も続きません。
デスクに座った状態でパソコンを数時間操作したり、スマホを使ったりすると、肩こりや頭痛などが起こりやすくなり、就寝時に歯ぎしりやいびきをかくと言われています。
私の場合、目が疲れ、しばらくすると、肩こってきます。
肩こりや首すじのこわばり、目の疲れからか、頭痛になるような気がします。
歯ぎしりがひどいと、歯が削れたり、割れてしまったりするそうです。
また、歯並びも変わってしまい、かみ合わせが悪くなると、それが頭痛などの原因にもなるそうです。
テレビで、就寝中の歯ぎしりによる頭痛や寝て後に疲労感が残ってしまうのを改善するために、歯ぎしり防止装置などを装着するとよいと放送されていました。
また、私は、いびきもあります。
出張で相部屋になった同僚たちから、いつも眠れないと苦情があります。
この原因は、疲労もあるかもしれませんが、メタボ気味の体型が原因かもしれません。
パソコンの前に座ってばかりいるため運動不足です。
歯科医院を受診
歯ぎしり防止装置(マウスピース)を歯科医院で作ってもらいました。
上顎または下顎の歯全体を透明な樹脂でカバーするタイプです。
市販で同様のものがありますが、歯医者さんなら、歯の掃除や健康チェックも同時に受けられます。
金額は、4千円くらいで、市販品と同じくらいです。
通販で、数百円から数千円のものがたくさん見つかります。
私は、4か月くらいで穴が開いてしまい、新しいものに交換してもらいました。
噛む力が強いと交換期間が短くなるそうです。
ふつうは、1年以上使えるそうです。
通院は、2回です。
1回目に歯の型をとってもらいます。ついでに歯のクリーニングなどもしてもらいました。
2回目は、装着と歯ぎしり防止装置の修正です。
違和感を感じるところがあれば、修正してもらえます。
歯医者で作ってもらった歯ぎしり防止装置は、市販品より薄く修正もしてもらえるため、装着感がよく、違和感も少なくなると思います。
夜、寝ているときに外してしまう方もいるそうです。
市販品だと、自分で型をとるため、外れやすくなることがあるそうです。
歯医者さんで作ってもらえば、修正してもらえるため、外れることが少なくなるかもしれません。
市販品では、型を取らず、装着するだけのものがあります。
合わないと、外れてしまいやすいようです。
市販品には、いろいろな種類があります。
自分に合うものを探すだけで、1万円以上かかってしまうかもしれません。
装着
上顎側または下顎側の歯に取り付けます。
歯の矯正をする場合は、上下両方つけるそうです。
私も両方勧められましたが、今回は、歯ぎしり防止のみなので、上顎側だけにしました。
就寝前に装着し、朝、外します。
私の場合、歯ぎしり防止が目的なので、就寝時のみ装着します。
歯の矯正を兼ねている場合は、食事時以外は、終日、装着したり、仕事や学校に影響がない夕方から朝まで装着したりするそうです。
装着して数日間は、違和感があります。
1周間くらいで慣れてきました。
寝ているときに、気にることもありませんし、違和感を感じて目が覚めることもありません。
装着前は、自分の歯ぎしりやいびきで、私自身、目が覚めてしまったことが時々ありました。
装着後の効果
歯のすり減りは、防止されているのでないかと思いました。
半年装着しましたが、歯がすり減る代わりに、歯ぎしり防止装置が削れています。
また、歯ぎしりによる歯にかかる強い力を歯ぎしり防止装置が吸収してくれるため、これ以上、歯並びが悪くなるのを防ぐ効果がありそうな気がします。
いびきも、無くなりました。
他の要素もあるかもしれませんが、半年間、家族からの苦情はありません。
起床時の疲れや肩こりは多少改善したように感じる。
起床時の疲れ
以前ほどではありませんが、多少疲れが残ります。
装着前は、午前中からとても眠いことが多かったのが少し改善されたように思います。
午前中、考えながらパソコンを打つようなとき、以前より集中力が続いているなと思います。
起床時の肩こり
かなりよくなったと思います。
装着前は、歯ぎしりが原因で朝から肩がこっていたと思います。
医師に聞いてみると、マウスピース装着の目的は歯ぎしりによる歯の割れや欠け、歯並び悪化の防止だそうです。
肩こりの原因は歯ぎしりにより、首の筋肉に影響するので、歯ぎしりの音が無くなっても強い力で、上下の歯をこすり合わせているのは変わらないためだそうです。
多少改善しているのは、歯と歯より歯ぎしり防止装置(マウスピース)のほうが柔らかいため、多少、力が分散するのではないかとのことでした。
歯ぎしり防止装置の日頃のメンテナンス
歯ブラシで掃除します。
何もしないと、歯石のようなものが、こびりついてきます。
歯石が付いてしまうと、歯ブラシで擦っても取れません。
できるだけ毎日、歯ブラシで擦ってやります。
歯磨き粉はつけずに掃除します。
市販の歯磨き粉には、研磨剤が入っているものが多いそうです。
研磨剤が、マウスピースを傷つけてしまい、傷の部分に汚れや歯石がたまりやすくなります。
入れ歯洗浄剤、マウスピース洗浄剤、超音波洗浄剤を使うと、取れなくなった汚れが落ちます。
パソコンやスマホを長時間使う方で、就寝中の歯ぎしりやいびきがある方は、一度試してみてはいかがでしょうか。