スマホ、タブレット、パソコンから、アンケート、申し込み、問い合わせ等ができるGoogleフォーム(無料)

Googleフォームは、無料で、使えます。

特別な知識や参考書等の必要はありません。
インターネットに接続でき、Googleアカウントを取得すれば、使用することができます。

用途等

アンケートフォーム、イベントの参加申し込み、出欠席確認、スケジュール確認、連絡情報の収集等のフォームが簡単に作成できます。会社の社内研修や教育機関等では、テストやワークシート、受講者アンケートなどでも使えます。

回答者はGoogleアカウント不要

アンケート等を作成する管理者は、Googleアカウントが必要ですが、アンケート等に答える方は、Googleアカウントは不要です。回答側は、スマホやタブレット、パソコン等を使い、ChromeやSafari等のブラウザで、アンケート等に回答することができます。

短時間で編集できる

アンケート作成者は、初めての利用でも、30分あれば基本的な使い方が分かると思います。
テンプレートが用意されているため、それを利用すれば、10分程度で使えるようになるものあります。
質問等の作成作業は、直観的に行えるところが多いです。

集計結果は自動集計

アンケートや参加申込等の回答は自動的に集計され、グラフや表に表示されます。
結果は、リアルタイムに反映されます。
回答者がアンケートフォーム等に入力し送信すると、すぐに結果に反映されます。

複数で管理、作業できる。

複数の担当者が同時に管理画面を開いて編集でき、集計結果も複数の人で共有することができます。

複数で作用する場合は、共同編集者のユーザーアカウントをアンケートフォーム等に追加します。
作成者はフォームの「オーナー」と表示され、すべての権限あります。
追加した共同編集者は、「編集者」となり、一部機能が制限されます。

複数で管理するメリット

会社や団体が、アンケート等を作成する場合、「オーナー」や「編集者」の一人が休暇や出張等でいなくても作業することができます。

「編集者」は一部の機能が使えない(2021年8月現在)

複数人で編集できますが、「オーナー」以外は回答結果の一部が表示されません。

「オーナー」は、回答結果の以下の図のアイコンをクリックすると、表が表示されますが、編集者が回答をスプレッドシートに表示させようとすると、表は表示されず、「アクセス権が必要です」と表示されます。

グーグルフォームで結果表を表示させる。

この機能(スプレッドシートに結果を表示させる)を使うため、私の会社では、「オーナー」となるアカウントを管理グループの担当者数人が共有しています。

スポンサーリンク

フォームの作成例「オーナー」

1.Googleアカウントを取得し、ログインします。

2.メニューをクリックし、「Forms」をクリックします。

Googleformsを起動する画面。

3.「テンプレートギャラリー」画面が表示されます。
新たにフォームを作成する場合、「空白」をクリックし、開いた画面でアンケート等を編集します。
テンプレートが多数用意されていますから、これを利用することもできます。

Googleformsのテンプレート

ここでは、「イベント参加申込書」を利用してみました。

4.フォーム名(ファイル名)を変更する。
画面左上の「イベント参加申込書」をクリックし、変更します。
変更後、保存する操作は必要ありません。クラウド上に自動的に保存されます。
ここで変更したフォーム名は、「オーナー」・「編集者」用のものです。

Googleformsのファイル名を変更する。

5.回答者側の画面に表示されるタイトルを変更します。
ここでは、「イベント参加申込書」の項目が表示されているパーツをクリック選択し、タイトル部分をクリックして、変更します。

回答者側のスマホに表示されるタイトル名を変更する。

6.「お名前」の入力を必須にする。
「お名前」の項目が入力されているパーツをクリックし、右下の「必須」の部分で設定します。

Googleformsの入力項目を必須にする。

7.所属組織が不要なら削除します。
「所属組織」の入力項目のパーツをクリックし、ゴミ箱アイコンをクリックすると項目のパーツが削除されます。

不要なパーツは削除する。

 

8.プレビューで回答者側の表示画面を確認することができます。また、実際に入力したり、チェックしたりすることもできます。

プレビューアイコンで回答画面を確認

8.「回答」を選択すると、回答状況が分かります。グラフなどで表示されます。「Googleforms」はアンケートの回答状況が簡単にグラフ等に表示される。

9.図のアイコンをクリックすると、回答状況を表で表示させることができます。

スプレッドシートで回答状況を表示させる。

10.フォームをインターネット上にアップロードしたり、メールで送信します。
「送信」ボタンを押します。

Googleformsで作成したフォームを送信する。

11.開いた「フォームを送信」画面から、メールやURL,HTMLへ埋め込むタグなどを選択することができます。

「Googleforms」で作成したフォームを送信、配信します。

複数人で編集、共同編集者を追加する。

12.メニューをクリックし、「共同編集者を追加」をクリックし、開いた画面でユーザーアカウントを入力します。

Googleformsを複数人で編集する。

Googleフォームのアンケート等を公開後、質問を変更したら、スプレッドシートに表示される項目の位置が編集できない。対応例として、新たに結果表示用スプレッドシートを作成する方法があります。

公開してから、質問項目を増やしたり、質問の位置を変更したりすることがあります。この作業をすると、公開用のアンケート等のフォームが変更されますから、回答者は問題なく回答することができます。

しかし、「オーナー」側の回答結果表示用のスプレッドシートには、次のように表示されます。

・すでに公開済みの質問の位置を変更しても、スプレッドシートの項目の位置(列)は変更されないが、回答内容は、質問に対応した正しい回答が表示される。

・新たな質問を複数の質問の途中に追加すると、スプレッドシートに新たな質問の回答結果が表示されるが、列の最後に追加される。つまり、質問項目の位置と、結果の位置がずれた状態になります。

 

スプレッドシートやエクセルに数式等を入れて加工することもできますが、Googleforms上の回答結果を表示させているスプレッドシートを新たに作成するほうが早いです。

対応例の一つとして、新たにスプレッドシートを作成する手順が以下です。

1.回答タブを開き、スプレッドシートアイコン右側のメニューをクリックします。

Googleformsの回答用スプレッドシートを新たに作成する。

2.開いたメニューの「回答先を選択」を選択します。

Googleformsの回答結果表示用スプレッドシートを新たに作成するメニュー画面。

3.「回答先の選択」画面で、「新しいスプレッドシートを作成」にチェックを入れます。

Googleforms質問を増やしたため、既存のスプレッドシートで編集できず新たにスプレッドシートを作成する画面。

「新しいスプレッドシートを作成」の右側に、これまで使っていたファイル名が入っていれば、そのままの名称でもよいですが、混乱するなら、別のファイル名をつけたほうがよいかもしれません。

私の会社では、不要な古いファイルをスプレッドシートを表示させた状態で、メニューの「ファイル」から「ゴミ箱に移動」で移動させてから、これまで使っていたファイル名をそのまま使うようにしています。

設定できたら、「作成」をクリックします。

回答用フォームを開いて、実際に反映されているかの検証をします。

仕事
スポンサーリンク
電脳メモ