日頃からバックアップが大切であることが分かっていても、何らかの事情によりデータを飛ばしてしまうことがあります。

誤ってフォーマットしてしまったり、削除しむたりして、データが読めなくなってしまうことがあります。
また、物理的な故障や接触不良、ハードディスクの場合は、内部の制御基盤などの電子機器にトラブルがあることもあります。

 

以下のように症状は様々です。
・何も操作しないのにファイルが読めなくなった。
・USBメモリやSDカードをパソコンに挿したら、「フォーマットされていません。今すぐ、フォーマットしますか」と表示された。
・写真データが破損しているようだ。
・Officeソフトのファイルだけが表示され、開こうとすると、開けない。
・WindowsなどのOSが起動しなくなったため、データが読めない。
・ハードディスクにカリカリ、ガラガラと異音がして、ファイルが読めなくなったり、認識しなくなった。
・ハードディスクの電源が入らない。

 

最近多いのは、スマホのデータが読めなくなったという相談です。
スマホの場合、バックアップを取っていないことが多いようです。
私の親族など、身近な人は、ほとんどバックアップを取っていません。

子供たちは、大切な写真や動画などをせっせとNAS(ネットワークで接続したハードディスク)に保存しています。

SDカード、マイクロSD、CFカード、USBメモリ、ハードディスク、RAID等は、数ヶ月の利用でも、壊れたり読めなくなったりすることがあります。

私の周りでは、3~5年以上使っているものが、壊れているようです。

データが読めなくなった人に購入時期を聞くと、使用期間が6~8年ということが多いと感じます。

 

持込みや出張での修理費用は、数万円のところが多いようです。

企業では、お金を出してでも、信頼できるサービスを選びます。
また、業務に支障をきたさないように、すぐに対応してくれるところを選びます。

 

個人では、どうでしょうか。
お金を出してでも欲しいデータがあると思います。
データの重要度に応じて、こうしたサービスを利用してはいかがでしょうか。

 

私の場合、下記のようにしています。

データのみの復元

1.まず、無料の復元ソフトを試します。

無料のものでも優秀なものがたくさんあります。

 

インターネットを使って、以下のキーワードで検索すると、無料ソフトの候補がたくさん出てきます。
・ファイル復元
・ファイルリカバリー
・データリカバリー
・ファイル復活
などです。

 

無料版で試してみて、復元できそうなら、有料版を購入してください。
というものもあります。

 

体験版や試用版で、回復の見込みがあると期待させておいて、有料版を購入したら、復元できなかったというケースもあります。

ファイルがある日、突然、読めなくなったケースですが、以下のソフトでも読めないことがありました。
・AOSファイナルデータ
・Wondershare データリカバリー

 

AOSファイナルデータは、会社でも使っており、何度が助けられています。

 

2.有料版を購入する。

私が今まで使った有料版は、無料で復元できなかったものは、有料版でも復元できないものが多かったです。

以下を試したことがありますが、無料版で復元できなかったものは、有料版でも復元できませんでした。

AOSのファイナルデータ

Wondershareのデータリカバリー

ジャングルの完全復元

知人によれば、AOSのファイナルデータは、Officeソフトの修復が付いているバージョンがあり、Offoceソフトのデータが復元できたことがあるそうです。

 

復元ソフトを使っても、データが復帰しない場合

・個人のや会社のデータでも重要度が低いものは、物理的な故障を疑い、工具や半田ごてなどを使って修復を試みます。
・会社のデータで、重要度の高いものは、業者に依頼します。

 

無料版のデータ復元ソフト

ベクターや窓の杜などからダウンロードできます。
主に日本語のものを挙げました。

 

かんたんファイル復活
動作OS:Windows 10/8/7/Vista/XP/2000
日本語

 

Recuva
対応OS:Windows XP/Vista/7/8/8.1/10(32/64bit)
インストール画面で、「日本語」の選択ができます。

 

EaseUS Data Recovery Wizard Free
日本語対応
対応OS:Windows XP/Vista/7/8/8.1/10, Windows Server 2003/2008/2012,
Mac OS X 10.5/10.6/10.7/10.8/10.9/10.10/10.11
有料版があります。、無料版では、2GBまで対応。
有料版は、8900円~(2018年)

 

Wondershare データリカバリー
対応OS:Windows XP/Vista/7/8/8.1/10,
Mac OS X

 

有料版があります。
無料版では、100MBまで対応。
有料版4980円~

 

 

有料版

AOS ファイナルデータ
無料体験版で試してみて、復活できそうなら、購入するというソフトです。
無料体験版では、データの復元ができません。

 

通常のデータ復元「ファイナルデータ10プラス特別復元版」は、6980円(2018年)
Office修復版(9180円ダウンロード版)もあります。

 

メーカーのページには、操作方法が分かりやすく記載されています。
私の会社でも使っています。

データ修復について、私に相談があった場合、無料ソフトでダメなら、これを勧めることが多いです。

ジャングル 完全復元
対応OS:Windows 10/8.1/8/7/Vista
有料版のみ
5,000円~
無料体験版は見当たりません。

 

復元ソフトの使い方

ソフトをインストールして、該当のメディア(SDカード、外付けハードディスク)を選択して、復元します。
デジカメやスマホの場合、カードリーダーやパソコンのカード用差込口に差し込んで、復元ソフトを操作します。
miniSDの場合は、アダプターを使ってパソコンに挿入します。
該当のメディアを選択して、スキャンします。

 

修復時間

数GBのデータをスキャンするのに数時間かかることがあります。
4GBで、6時間かかったことがあります。
ハードディスク等、大容量のものは、1日かかることがあります。

 

物理的な修理

USBメモリの端子の不良

・USBメモリは、USB端子と基盤の接続部分の半田付けの部分に亀裂が入っていることがあります。

半田付けで直ることがあります。

 

USBメモリの基盤不良

同じタイプのUSBメモリがあれば、IC(制御部分)を移植してみます。
ドライヤーでICを温めながら、半田ごてを使って、ICを取り外します。

半田ごての先端は、平たいものが使いやすいです。
先端が尖ったものは、熱が伝わりません。

修復専門のお店でも同様のことを行っているようです。

あなたの周りに電機メーカーなどに勤めている方がいれば、やってもらうとよいと思います。

ハードディスクの機械的、電気的不良

電源が入らない
電源コード付きのハードディスクで、接触不良があると考えられる場合、コードを交換したり、切れかかっているところを半田付けしたりする。

移動が多いものやコードの上に何か載っていて、潰れているような場合があります。

ハードディスク本体が机の上などから落下し、コードが引っ張られて伸びたような状態になり、コードが内部で断線することがあります。

 

ハードディスクの制御系の故障
ハードディスク本体だけを取り出して、別のハードディスクケースに入れてみる。
ハードディスクケースだけなら、1,000円程度で購入できます。

 

ハードディスク本体が壊れていると思われるとき

本体を開けるのには、特殊な工具が必要です。
また、内部部品の交換には、技術が必要ですし、修理用のパーツが必要です。
ハードディスク本体の故障と考えられる場合は、持込修理がよいと思います。

修理業者では、多くの機器などをストックしていて、不良パーツを交換し、データを取り出してくれます。