文字、テキストだけを打つ
テキスト(文字)だけを打つ場合、ワープロソフトを使わずに編集したり、文字だけで編集して、他のソフトやWeb上のアンケートフォーム、ブログなどに貼り付けたりすることがあります。
通販サイトのアンケート入力
例えば、インターネット上のWebアンケートや感想の記入、ネット通販の購入ページに文字だけを打つことがあります。
Web上の画面に直接、文字を入力していると、何かの拍子に、何十分もかけて文章を入力したはずの画面が別の画面になっていて入力した画面が復活しなかったり、コンピュータの動作不良により、せっかく打ったものが、台無しになってしまうことがあります。
備忘録を付ける
備忘録のように文字だけ打っておき、保存する場合、テキストのみで保存しておくと、ワープロソフトを使ったときより、データ容量が少なくなります。
テキスト編集のみを目的とするソフトを一般にテキストエディタと呼びます。
テキストエディタは、Windows標準搭載のメモ帳(Notepad)、WordPadでもよいと思います。
これらも、テキストエディタとして十分機能します。
もう少し、多機能なものがほしいと感じたら、フリーのエディターを導入されると、便利に使えると思います。
ワープロソフトとテキストエディタの主な違い
ワープロソフト
有料
立ち上げるのに時間がかかる
画像などを挿入すると編集中に重くなることもある
テキストエディタ
無料が多く、高機能
すぐに立ち上がる
動作が軽い
企業やSEのように、お仕事でプログラミングをする方にお聞きすると、使い勝手のよいテキストエディタや便利な使い方を教えてくれます。
C、JAVA、COBOL、HTML、CSS等の編集をするには、機能が豊富で軽いテキストエディタがフリーで、たくさんでています。
フリーのソフトでも、プロの方が使われるような機能を持っています。
エディタは、プログラミングのプロの方が業務で、こんな機能があったらいいなと、実際に使いながら、作成されていることが多いようです。
私は、主に文字だけの編集やHTML、CSSの編集でテキストエディタを使っています。
これまでに、いくつかのテキストエディタを使用しましたので、紹介します。
同僚は、Terapad派が多いです。
私も一時期使ったことがありますが、HTMLだけなら、Crescent eveがいいよと勧められ、しばらく使っていました。
最近は、主に「Notepad++」「CubeNote」を使っています。
「CubeNote」は、パソコンがフリーズしたり、突然電源が落ちたときでも、それ以前の状態が保存されています。
Notepad++
多機能すぎて、すべてを使いこなしていません。
プログラミングをする方、これから行う方は、これを選べば間違いないのではないかと思うくらい、機能が豊富です。
フリーのテキストエディタですが、対応OSは、Windowsのみです。
・軽いです。
・メニューやアイコンが分かりやすく、直感的です。
・日本語対応です。
・初心者でも簡単に使えると思います。
・補完機能がある。
補完機能とは、文字を途中まで打つと、履歴などから候補を表示してくれ、入力できる機能です。
この機能により、タイプミスが減り、時間の短縮にもつながります。
多くの、テキストエディタがこの機能を持っています。
・文書マップが表示され、現在表示されている画面が、文書全体のどの位置にあるかがわかります。
・大文字、小文字変換があります。
・空白文字の操作ができます。
・複数のテキストファイルを同時編集でき、画面上部に各ファイルのタブが表示され、簡単に切り替えられます。
・印刷時、特に設定しなくても、上部にファイルのパスや日付がでます。
・ショートカットを自分で編集できます。
便利な機能
このソフトは、途中で画面を閉じてしまっても、次に立ち上げる時に、直前までの画面が表示されます。
これは、便利です。
「あっ、しまった。画面閉じちゃった。」
ということがあっても、「Notepad++」を立ち上げれば、先ほど(Notepad++を閉じる直前)まで編集していた画面が表示されます。
私は、同時進行で、複数の作業を行っていて、画面を閉じてしまうことがあります。
時々、編集中の画面を含め、全てを閉じてしまうことがあり、Notepad++のこの機能に助けられています。
自動バックアップ
「設定」 ー 「環境設定」― 「自動保存」
セッションスナップと定期的なバックアップで、各項目にチェックを入れ、バックアップの時間を設定しておきます。
また、自動保存も設定しておけば、パソコンに不具合があったときに助かります。
Notepad++のインストール
インストール時に言語選択画面が出ますから、日本語を選択します。
sublime text

対応OS:OS X、Windows,Linux
フリーのエディタです。
自宅でも、Linuxやネットワーク、プログラミングのことばかりやっているSEさんが勧めてくれました。
海外のもので、日本語化が必要で、インストールしてから手間がかかります。
インストールは、簡単ですが、初めての方は、面倒に感じるかもしれません。
日本語化プラグインをインストールし、日本語化しますが、インストールだけでなく、フォルダ間で、ファイルを移動させる作業があります。
プラグインによる拡張性が高いため、多くの機能を使う人は、使いやすいと思います。
OSX、Linuxにも対応しているため、会社の同僚は、家で、これを使っている人が数人(数%)います。
sublime textを使ってみて
・補完機能(他のエディタでもこの機能はあります)があり、予測して文字を表示してくれます。
・軽い
・見やすい
・タグなどの文字が色分けされており、HTMLのタイプミスなどが、見つけやすかったです。
・疲れてくると、画面がチカチカして見にくなることがありました。
色を変えることもできますが、別のエディタであるCrescet Eveを淡い色にして、併用していました。
Crescent Eve
私は、最近、主に「Notepad++」を使っていますが、HTML編集時には、Crescent Eveを使うことがあります。
対応OS:Windows
フリーのエディタです。
個人だでなく、営利/非営利問わず、どのような団体・機関も無料で利用可。
とても、シンプルで分かりやすいエディタです。
HTMLの編集に適しています。
Crescent Eveを使ってみて
・HTML入力支援機能があり、文字を入力すると予測されるタグが一覧表示されます。
・HTML編集では、ブラウザプレビュー機能を利用して、実際の表示画面を見ながら操作できます。
Operaもプレビューできます。
・複数のファイルを同時に開くことができます。画面下部にファイルタブが表示されます。
・軽い
・画面が見やすい。
Mery
対応OS:Windows
フリーソフトです。
Meryを使ってみて
・軽くてシンプルなエディタで、多機能です。
・原稿執筆に適しています。
指定文字で折り返す指定ができるので、文字数のカウントがしやすいです。
また、半角、全角の空白表示などもあり、見やすいです。
私は、文字ばかり書いたときに利用していた時期があります。
Meryを使って文章を書き、その後、ワープロに貼り付けて、使いました。
CubeNote
文字入力のみなら、このソフトは、使いやすいと思います。
備忘録を付けるのに使いやすいです。
串刺し検索もできます。
パソコンが突然落ちた場合でも、そこまでに記録したものが残っています。