「Wondershare Dr.FONE」は、Android/iPhoneの連絡先や電話帳、電話帳のグループをパソコンで編集したり、データ移行やデータ復元を行ったりすることができます。
ここでは、以下のことを紹介します。
ドコモ電話帳をGoogleコンタクト(連絡先を管理できるツール)へ移行しました。
ドコモから格安スマホへ変更する際、「Dr.FONE」を使用して電話帳を整理し、データ移行を行いました。
下記の方法を試みましたが、ドコモ電話帳からGoogleアカウントに紐付けられている連絡先へデータ移行ができなかったため、「Dr.FONE」を利用しました。
データの取り出しに失敗した方法
ドコモ電話帳からエクスポート機能を使ってデータを抽出し、そのデータを格安スマホで使う新しい電話帳(電話アプリ)で読み込もうとしましたが、エクスポート機能ではデータを取り出すことができませんでした。
また、一般的には、Googleアカウントの同期機能(バックアップ&復元)を使ってバックアップすることができますが、バックアップできたデータ(vcfデータ)は、500件中50件程度でした。50件のデータは、主に名刺をスキャンして得られたデータです。
「Dr.FONE」を使用して電話帳を移行する準備と手順概要
以下の手順は、Androidスマホ(arrowsF-51B)Andoroidバージョン12とWindowsパソコンで行ったものです。
パソコンで、「Wondershare Dr.FONE」をインストールします。
パソコンとスマホをケーブルで接続します。
スマホの「USBデバッグ」をオンにします。
「Dr.FONE」で電話帳データを編集します。
「Dr.FONE」で電話帳データをドコモフォルダからGoogleアカウントのフォルダに移動させます。
スマホで、Googleコンタクトをダウンロードします。
操作手順
1 パソコンで、「Wondershare Dr.FONE」をダウンロード、インストールします。
インストールしたら「Dr.FONE」を起動します。
2 Windowsパソコンとスマホをケーブルで接続します。
3 Andoroidスマホの「USBデバッグ」をオンにします。

4 スマホに「USB接続用途」等が表示され、「ファイル転送」「USBテザリング」「MIDI」等が表示された場合は、「ファイル転送」を選択します。
5 「Dr.FONE」画面の「スマホ管理」をクリックします。
6 「Wondershare Dr.FONE-スマホ管理」画面左上のスマホ名をクリックし、プルダウンメニューから、ご自分のスマホの機種を選択します。
しばらくすると画面左上のメニューが「接続されました」という表示に代わります。
7 メニュー中央の「情報」をクリックします。
電話帳・連絡先が表示されます。
画面中央の名前左側にチェックを入れ、右側の「編集」をクリックすると個別に編集することができます。「編集」ボタン下の吹き出しボタンを押すと、パソコンからメッセージを編集してスマホから送信することができます。
ドコモ電話帳をGoogleアカウントの連絡先に移行させる手順
8 「連絡先」下のGoogleアカウントとdocomoの左側の右向き三角(赤丸の部分)をクリックします。
9 docomoフォルダ内のグループ(フォルダ)を選択します。
表示された連絡先をすべて選択します。上部の「名前」横をクリックすると全選択できます。
マウスドラッグで、Googleアカウントのグループ(フォルダ)に移動させます。
Googleアカウントのグループ(フォルダ)を作成するには、あなたのGoogleアカウント上で右クリックするとメニューが表示され、新規グループ(フォルダ)を作成することができます。
不要なグループ(フォルダ)の削除や名称変更は、グループ上で右クリックし、メニューから「削除」または「名前の変更」を選択します。
スマホに「Googleコンタクト」をインストールする。
GooglePlayから「Googleコンタクト」をインストールします。
インストールするとスマホの画面に「連絡帳」というアイコンが表示されます。
インストールできたら、ドコモ電話帳のグループを整理、編集します。