直感的で分かりやすい圧縮、解凍ツール
直感的で使い方が簡単だと思います。
目的の作業をするための操作手順、操作回数が他のソフトに比べ少ないため多少ですが時短につながります。
設定画面も分かりやすいと思います。
矢印が書いてあり、他の文字だけのメニューの中で目立ちます。
あまり使わない場合は、うっとおしいかもしれません。
「詳細設定」から圧縮のレベルを変更することができます。
圧縮時のメニューと同様矢印が書いてあり、直感的だ分かりやすいです。
文字化けトラブルの解消
圧縮されたファイルを解凍するとファイル名が文字化けしていることがあります。
主にMacで作成したファイルをWindowsで開く場合に起こるようですが、これを解決してくれます。
何度やっても文字化けしてしまうとき、何度も送り直してもらったり、別の方法(インターネット上のデータ転送サービスやCDで郵送、クラウドサービスの利用)で送ってもらったりすることがあります。
相手から「CDに入れて郵送します」と言われると、受取側では、断りにくい状況があります。
私の場合、MACユーザが多い?大学の先生や個人事業の方からデータを送ってもらうときに、このようなことがあります。
解凍しなくても内容が分かる
圧縮ファイルにマウスカーソルを重ねると中のファイルと関係の情報が表示されます。
圧縮ファイルの中から目的のファイルを探すような場合、いちいち解凍しなくてすみますから時間短縮にもつながり、便利です。
CubeICEは、7-Zipなど、最近使われるようになった形式にも対応しています。
Lhazも対応していますが、CubeICEのほうが操作手順が少なく直感的なので、使いやすいと思います。
私の周りでは、Lhazを使っている人が多かったのですが、CubeICEを使うようになってきました。
不要なファイルのフィルタリング
圧縮、解凍時、システム関係の不要なファイル(.DS_Store,Thumbs.db等)を除外することができます。
インストールと圧縮・解凍の操作手順等
インストール
下記からファイルをダウンロードして、インストールします。
キューブソフト https://www.cube-soft.jp/
インストール時に「CubeICE設定」画面が表示されますが、後からでも変更できます。
スタート-すべてのプログラム-CubeSoft-CubeICEを選択します。
設定画面「一般」
「ファイルの関連付け」
よく使うものを選択します。
メニューが見にくいなら、「*.zip」、「*.lzh」、「*.7z」くらいを選択しておきます。
コンテキストメニュー
「圧縮」は
「Zip」、「Zip(パスワード)」、「7-Zip」、「自己解凍形式」「詳細設定」
「解凍」は、全部付けておくとよいと思います。
zip(圧縮)ファイルにパスワードを付ける
メールでデータを送るときに、データを圧縮してパスワードを付けたいことがあります。
zip(圧縮)ファイルは、Windowsの標準機能ですが、Windows7や10では、パスワードを付けることができません。
ファイルを選択し、右クリックで表示されるメニューから、圧縮 > Zip(パスワード)を選択します。
開いた画面にパスワードを2回入力し、設定します。
圧縮先は、設定画面で設定することができます。
デフォルトでは、デスクトップになっています。
ここでは、「実行時に指定する」を選びました。
パスワードを付けて圧縮したファイルは送った相手(受け取り側)にCubeICEがインストールされていなくても解凍(展開)することができます。
自己解凍形式で圧縮することもできます。
圧縮率を指定
ファイルを選択し、右クリックで表示されるメニューから、圧縮 > 詳細設定を選択します
開いた画面「CubeICE圧縮詳細設定」の圧縮レベルの下三角矢印をクリックし、圧縮のレベルを選びます。
この画面「CubeICE圧縮詳細設定」でパスワードを設定することもできます。
暗号化の「パスワードを設定する」にチェックを入れます。
解凍する場合
デフォルトでは、デスクトップになっていますから、「実行時に指定する」を選択します。
圧縮されたファイルの中身がたくさんある場合、デスクトップが解凍したファイルでいっぱいになってしまうかもしれません。