スマホのYahooカーナビが、2015年からプローブ対応になりました。
Googleマップ、NAVITIMEも、プローブに対応しています。
プローブとは、道路交通情報のことですが、カーナビを搭載した車が実際に走ったデータを基にした道路交通情報のことで、この情報がスマホのアプリを通して配信されます。
スマホなどのカーナビ利用者やタクシーの走行データからも情報が収集されています。
VICS
すでにVICSという道路交通情報システムがあり、現在も利用されています。
これは、道路上に設置されたセンサーによる情報を基にしています。
多くの車載用カーナビがこのVICS情報を受信して、渋滞情報を表示しています。
車載のカーナビとスマホアプリのカーナビ
最近は、プローブに対応した車載用カーナビもありますが、月々の支払いが必要だったり、まだ、価格が高いものもあるようです。
GPS搭載のスマホなら、Googleマップやヤフーカーナビ、NAVITIMEのアプリをダウンロードすれば、プローブ、VICSが利用でき、渋滞情報を確認しながら快適なドライブができると思います。
私は、中古の車載カーナビを利用していますが、電話番号検索や住所、道路情報も古く、反応も悪いため、スマホアプリのカーナビが重宝しています。
Googleマップやヤフーカーナビで目的地を建物名などで検索すれば、すぐに地図に反映され、道案内が始まります。
利用する感覚は、車載のカーナビと同等以上だと思います。
目的地がレストランであれば、そのお店の情報や目的地の天気なども調べられるので便利です。
リアルタイムで、道路交通情報も分かりますし、道路の形状や分岐点では行く方向の車線も分かります。
私の車載カーナビは、有料道路と一般道路が区別されませんが、スマホアプリのナビは、区別してくれます。
目的地へ行く途中で、ルートの再探索することも可能です。
目的地への到着時間や距離などを車載カーナビと比較してみましたが、ほぼ同様の数値が出ていました。
Googleマップ、ヤフーカーナビ、NAVITIMEの地図は、どんどん更新されます。
新しい道路や建物、お店ができても、反映され、アプリで検索し道路案内してくれます。
一方、車載用のカーナビは、ソフトの書き換えが必要です。
私のカーナビは、カー用品店での書き換えが必要で、1回、約1万円です。
1万円あれば、GPS付きのスマホが買えます。
中古のスマホでも十分だと思います。
NAVITIMEは、有料(年間5,700円、月600円)です。
また、容量が1.7GB程度あり、スマホの容量を圧迫するかもしれません。
私のスマホは、容量が8GBです。
ナビタイムは、イベント情報なども考慮し、渋滞予想なども表示されます。
プロのドライバーの方は、便利だと思います。
お試しでも使えますが、通常の利用なら、Googleマップ、Yahooカーナビの機能で十分使えると思います。
スマホの地図アプリ、カーナビデータは無料
Googleマップ、ヤフーカーナビ、ほぼ同様の機能が使えます。
他にもいろいろな機能があり、今後もサービスの向上が期待できると思います。
スタート地点と目的地(ゴール地点)を入力し、ルート表示させます。
スタートと目的地を入れ替えることができる。
ルート検索では、経由地が設定できる。
地図と有料道路の同時表示
駐車場の空き情報のリアルタイム表示
音声案内あり
3D地図の表示
交差点名の表示
チェーン規制、大雨、事故情報、通行止め情報の表示
高速道路専用のナビ走行あり
有料道路の入口、ジャンクション分岐のイラストあり
ガソリンスタンドの料金
駐車場を調べてくれることはありがたいです。
目的地付近の天気の状況を雨雲レーダーで見ることができる。
Googleマップ、ヤフーカーナビともにAndroid、iOSで利用できます。
yahooカーナビ、Googleマップ、どちらがよいか。
yahooカーナビ、Googleマップ、中古の車載ナビを比較するため、スマホ2台と車載カーナビを並べて、何度か使っています。
その結果、渋滞回避なら、Googleマップがよいと思います。
観光や旅行などで、初めて通るルートを表示させる場合は、yahooカーナビが使いやすいと思います。
地域によっても違うかもしれませんが、渋滞などが始まると、Googleマップは、すぐに地図に反映され、最適なルートを表示しますが、Yahooカーナビは、反映されないことがあります。
yahooカーナビがプローブデータを取得するようになってから1年半、何度かやっていますが、Googleマップのほうが渋滞回避がしやすいです。
yahooカーナビが、渋滞を回避したルートを表示した場合でも、Googleマップは、回避ルートを示しています。
一方、初めての旅行の場合、車線変更や高速のジャンクションなどでのレーン表示などは、Yahooカーナビが分かりやすいです。
Googleマップは、表示が簡易的です。
Yahooカーナビは、道路以外の情報も豊富です。
Googleマップを使う場合でも、実際の道路標識を併用しながら運転すれば、レーン表示がなくても問題ありませんが、初めての地域では不安です。レーン変更ができずに行き過ぎてしまうこともあります。
カーナビに、目的地方向へ行くためには、どのレーンがよいのか、表示されていると安心ですね。
車載のカーナビ(2009年製)は、渋滞に突入するルートを示すことがよくあります。
ルートの候補が複数表示されますが、渋滞などの情報を自分で得たうえで、ルートを選択します。
Googleマップは抜け道を表示
Googleマップは、ときどき、最短ルートを示します。
狭くて、抜け道のようなルートを示すことがあります。
時々、畑の中や川の堤防など、未舗装のルートを示すこともあります。
実際の道路を見ると、ここ通れるのかなと思うようなルートを表示することもあります。
私は、大通りを選んで通ることが多いため、抜け道表示に戸惑うことがあります。
地図の見やすさ
個人的には、Yahooカーナビのほうが見やすいです。
特に夜間は、見やすいと思います。
昼間は、どちらでもいいなと思います。
渋滞回避の検証では、Googleマップのほうがよいのですが、私は、Yahooカーナビのほうが見やすいため、アプリはインストールしたままにしておいて、改善されるまで待っている状態です。
特にひどい渋滞の中を通る機会があれば、両方を比較しながら検証することがあります。
検証結果は、報告させていただきます。
私は、行程の時間短縮のため、通常、利用しているのは、Googleマップです。
スマホのカーナビは、電池の消耗が早い
GPSを利用しますから、スマホのバッテリーの消耗が気になります。
できれば、電源を取りながら、使用するとよいと思います。
1、2時間くらいでしたら、内臓の電池でも問題なく利用できると思います。
私のスマホでは、フル充電で、3.5~4時間程度、使えます。
2台スマホを持っていますが、ほぼ同じです。
自動車へスマホを取り付ける
カー用品店にスマホを車載で利用するためのグッズが売られています。
本体の取り付け、取り外しも簡単ですし、スマホも使うときだけ取り付けられるようワンタッチ式になっています。
一時的に両面テープや粘着テープで、利用している人もいます。
両面テープなら、地震対策用として売られている、家具やテレビの足の部分に置く耐震接着マット(ジェル状)が使いやすいです。
私の知人のスポーツカーで、新品の粘着テープを利用してみましたが、山道では、すぐに落ちます。
高速道路や街乗りでは、問題ありません。
耐震接着マットは、価格が高く、スマホ取り付け器具と同じくらいですから、スマホ用の取り付け器具を買ったほうがよいと思います。